物件選びの際にあの場所もチェックしておけば良かったと入居後に後悔される方もたくさんいると思います。このような、失敗例を参考に物件探しをすると、後悔なく素敵な物件と巡り合うことができるようになるでしょう。
今回は物件選びをする際に多くの方が失敗しがちなポイントを紹介していきます。
良かったら参考にしてみてください。
賃貸物件の契約で後悔したことがある人は過半数もいる!
賃貸契約の経験がある人の中で、入居後に「ここは失敗したな」と後悔したと感じたことがある人はなんと半数以上もいます。
物件選びで後悔するポイントは、好みなどもあるので、人それぞれではありますが、その中でも多くの方に共通していた後悔ポイント「騒音トラブル」「設備の問題」「日当たり」の3つを紹介します。
- 騒音トラブル
- 設備
- 日当たり
果たしてこれら3つのポイントがなぜ後悔したと感じるのか、一緒に見ていきましょう。
後悔ポイント1.騒音トラブル
まず、騒音トラブルですが、内見では判断が難しいポイントでもあります。
騒音トラブルの一番の原因として、隣人や部屋の上下からの騒音、生活音が気になってしまう、といった人が多いようです。しかし、内見時に隣接する部屋が空室だと、騒音や生活音の確認が出来ません。また、住人が単身世帯なのか、ファミリー世帯なのかにもよって、生活音や生活リズムも変わってきます。
子どもの泣き声や足音、明らかに騒音と思われるような音楽やテレビなど音量の大きな音など、気になる音は人それぞれです。大家さんが管理会社に言っても、改善されなかったことから、後悔するポイントとして挙げる人が多いようです。
- 洗濯機、掃除機、室外機などの機械音
- 風呂やトイレの給排水音
- 扉の開閉音などの住宅設備
- テレビ、ステレオ、楽器などの音響
- 子供の声や足音、ペットの鳴き声などの生活音
後悔ポイント2.設備
設備に関しては、内見でチェックしたにもかかわらず、入居後に後悔したと感じる人もいます。後悔したポイントとして「収納スペースが狭い」「空調の効きが悪い」「共有スペースの管理が悪い」「建具の建付けが良くない」といった問題が多く挙げられているようです。
空調に関しては内見の際に動かすことは難しいですが、建具の建付けなど部屋の設備問題であれば、内見の際に確認することで、後悔することは避けることができるでしょう。共有スペースに関しては、物件によっては不動産会社の担当から管理会社に伝えてもらうことで、改善できるケースもあります。
- 建具の老朽化
- 収納スペースの有無
- エアコンなど空調問題
- 共有スペースの乱れ
後悔ポイント3.日当たり
日当たりに関しても後悔したポイントとして挙げる人が多いようです。内見の際に確認できる項目ではありますが、時間帯や季節によっても日当たりは変わってきます。
日当たりが悪い部屋だと、湿気の溜まりやすく、カビの原因ともなります。また、洗濯物の乾きなどに影響してきます。逆に、日当たりが良すぎても、夏場の室温が高く、フローリングや壁などが日焼けしてしまうこともあります。このような日当たり問題は、内見で訪れた際に必ず確認しておいた方が良いでしょう。
以前の入居者、もしくは他の部屋の住人から日当たりの問題が指摘されていないか担当者に確認するのはひとつの手段です。もちろん日当たりを気にしない方もいると思いますので、メリット・デメリットを事前に確認して自身の生活スタイルに合った物件を探すようにしましょう。
日当たりの良し悪しによるメリット・デメリット
日当たり | メリット | デメリット |
---|---|---|
日当たりが良い | 部屋が明るくなりやすい 寒い季節でも暖かくなる 洗濯物の乾きが良い 日光による殺菌効果も期待できる |
賃料が高い 太陽の光がまぶしい 夏場の室温が高い 床材や家具が日焼けしてしまう |
日当たりが悪い | 賃料が安い 夏場は涼しくて過ごしやすい |
湿度がこもりやすい 洗濯物が乾きにくい 光熱費が高くなりやすい 生活リズムが崩れやすい |
物件選びでは、こんなところもよく見よう
物件選びをする際、様々なポイントをチェックしているとは思いますが、こんなところまで?という部分までしっかりと見ることで、物件選びに後悔するポイントをひとつでも減らすことができます。
自炊メインの人はコンロは二口以上
ワンルームや1Kのような単身者向けの物件であれば、コンロが一口しかない物件もあります。日常的に自炊をする方であれば、コンロが二口ないと不便と感じる方も多いでしょう。自炊をする方、料理が趣味な方はコンロの口数も確認しておくと、入居後に後悔することなく、住み続けることができます。
また、ガスコンロかIHなのかにもよって、フライパンや鍋を新調する必要もあるかと思うので、その点についてもチェックをしておきましょう。
- コンロの口数
- コンロの種類
- フライパンや鍋の種類
荷物の量と収納スペースの確認
単身者向けの物件は特に収納スペースがない物件も多く、「収納スペースが足りなかった」と後悔する人も多いです。そこで、収納スペースは狭くても、ロフトなど収納スペースとして活用できるような場所があるのかどうかのチェックしておくことも必要です。
生活スタイルに合った広さの物件を借りたつもりが、入居後に収納スペースを確保できず、部屋が狭くなってしまったといった方もいるようです。自分自身が新居に持っていく荷物を想定して、物件を探してみると、この問題は解決しやすいのではないでしょうか。
- クローゼットなど収納スペースの有無や大きさ
- 収納スペースとして活用できそうな場所の確認
- 新居に持っていく荷物・家具の確認
- 引越し後に確保できるスペースの広さ
家具が入るか幅などのチェック
内見をする際、家具・家電を置くスペースの幅を測らないという人も意外と多いです。
今の物件に収まっているから大丈夫だろう、と考えていたら、新居には入らず、泣く泣く処分した、という人もいらっしゃいます。
特に食器棚やベッド、ソファーなどの大型家具が入らないという人が多く見られます。内見をする際は必ず、設置スペースや搬入ルートとなる廊下やドアの幅を測ることで、引越しもスムーズに行うことができます。具体的に住むイメージも想像しやすくなるので、しっかりと幅を測るようにしましょう。
- 設置スペースの幅・高さの確認
- 搬入ルートの確認
- 新居に持っていく家具・家電の大きさ
隅から隅までチェックして後悔ない部屋選びをしよう
物件選びで失敗したと思うポイントは今回紹介した以外にも、交通の便や周辺環境など、様々なポイントがあります。内見をしていく中で、可能な範囲でしっかりと確認し、分からないことは担当者に聞くなど、対処できるものもたくさんあります。
水商売の方でお部屋をお探しの方は是非ナイトハウスをご利用ください
様々な手段を使いこなしながら、後悔のない物件探しをして、快適な新生活を迎えましょう。