初めての1人暮らしを前にワクワクドキドキ……
でも、どちらかというと不安の方が大きいかも……
この記事では、これから1人暮らしを始めるナイトワーカーのために、1人暮らしのあるあるネタを3つの視点から計16個紹介します。
安心して、そして希望を持って1人暮らしをスタートさせるため、ぜひ参考にしてください。
【辛いこと編】ナイトワーカーの1人暮らしあるある6つ
初めての1人暮らしを前に、楽しみな気持ちが大きい反面、同じくらいの大きさの不安を抱えている方は多いはずです。
ナイトワーカーの1人暮らしの辛いことあるあるとして、下記の6つが挙げられます。
- 風邪を引くと辛い
- 家事が追いつかない
- 食材を腐らせてしまう
- 話し相手がいなくて辛い
- ゴキブリが出てパニックになる
- 突然インターホンが鳴ると怖い
併せて対処法も紹介しますので、参考にしてくださいね。
風邪を引くと辛い
1人暮らしの辛さは、体調を崩したときにこそ深く実感します。
家族と同居していれば、風邪を引いたら親が看病してくれますが、1人暮らしだと当然誰も面倒を見てくれません。
優しい恋人がいれば別かもしれませんが、基本的には弱った体に鞭を撃って家事をこなし、食事だって自分で用意することになります。
ただ体調が悪くて辛いだけならまだしも、体が弱っているときは1人暮らし特有の寂しさも襲ってくるものです。
- 体調を崩さないよう、規則的な生活を心がける
- 薬を常備しておく
- 近場の病院の場所を把握しておく
- レトルトや冷凍の食料を常備しておく
- 水や清涼飲料水のペットボトルを常備しておく
- 弱音を吐けるよう、友達や同僚との人間関係を大切に
- 体調不良を理由に仕事を休んでも白い目で見られないように、普段からしっかり仕事を頑張る
風邪を引いたときは、水分・栄養をしっかりと補給し、ゆっくりと休むのが1番です。
少しでも早く体調を回復させて、元気な日常を取り戻しましょう。
家事が追いつかない
1人暮らしだと、掃除・洗濯・料理の3大家事を1人でこなさなくてはなりません。
もちろん、ナイトワーカーの方は仕事をこなしながら、場合によっては他の仕事や学業もこなしながらという方もいるでしょう。
食事は外食やコンビニ弁当などで何とかなるものの、掃除と洗濯は自分でやる以外の選択肢はないのが辛いところです。
家事が追いつかず、休みの日は家事に追われることになってしまう方も少なくないようです。
- 生活の時間割を作る
- 短時間で調理できるメニューを覚える
- ストックできる料理を大量に作る
- 曜日や頻度を決めてコインランドリーを利用する
- モノの定位置を決め、使ったら戻すを徹底する
- 必要のないモノは買わない
- クイックルワイパーなど、手軽に掃除できるグッズを用意する
身も蓋もない表現ですが、1人暮らしするなら家事はやるしかありません。
自分に厳しく、店長・アルバイトの1人2役を自分でこなすつもりで、自己管理しながら日々を過ごしていきましょう。
食材を腐らせてしまう
自炊生活は、食材の消費期限との戦いの日々です。
1品の料理を作るうえで、購入した食材を全て使い切ることはほとんどありません。
余った食材は後日の食事に回すわけですが、忙しい日々が続くと、外食やコンビニ弁当で食事を済ませることが多くなります。
そうなってしまうと、冷蔵庫で出番を待っていた食材達は消費期限を過ぎてしまったり、見るも無残な姿に変貌してしまったりするのです。
- できるだけ長期保存できる食材を購入する
- 「あ、これ美味しそう」といった出来心だけで食材を購入しない
- レシピアプリを活用して、余っている食材を中心にメニューを考える
- 煮物などにして大量調理し、小分けして冷凍保存する
食材を余らせないスキルは、1人暮らしを続けていく中で次第に磨かれていくはずです。
そしてそのスキルは、いつの日か結婚し、家庭を持ったときにも役立ちます。
食材の用途を考えながら日々の献立を立てられるようになると、料理や1人暮らし自体をより一層楽しめるようになるでしょう。
話し相手がいなくて辛い
会話と笑いが絶えない家庭環境で育った方は特に、話し相手がいない1人暮らしの環境に辛さ・寂しさを感じるはずです。
文字どおり、1人暮らしは自分1人しか家の中にいません。
テレビを見ているときなどに、ひとりごとを漏らしている自分にふと気づいてしまう方も少なくないようです。
- 家族や友達に電話する
- チャットアプリなどで話し相手を探す
- 1人で没頭できる趣味を見つける
話し相手がいない辛さを回避するには、話し相手を見つけるか、他人と会話をする必要がないほど何かに没頭するしかありません。
もちろん「家には寝に帰るだけ」といった状態にするのもアリですが、それが続くと家事に追われることになるので注意しましょう。
ゴキブリが出てパニックになる
ゴキブリを代表とする害虫は、1人暮らしの人にとっての天敵といえる存在です。
虫が苦手な方の場合は、パニックになる以外どうすることもできないでしょう。
そして、多くの場合そのゴキブリは家具の後ろなどに隠れ、以降も自宅の中に潜伏し続けています。
「この家のどこかにゴキブリがいる」という恐怖感が、長きに渡ってあなたを支配し続けるのです。
- ゴキブリが出ないよう、常に部屋・水まわりを綺麗にしておく
- ゴキブリ撃退用のスプレーなどを用意しておく
- ゴキブリ駆除用の餌などを仕掛けておく
ゴキブリの被害に遭わないためには、とにかく部屋を綺麗にしておくことが大切です。
また、もしものときのためにゴキブリ駆除グッズは常備しておいた方がいいでしょう。
突然インターホンが鳴ると怖い
1人暮らしの人にとって、突然の訪問者ほど怖いものはありません。
突然インターホンがなると、心臓が飛び出てしまうほどの驚きと恐怖を感じるはずです。
突然の訪問者の正体は、多くの場合は営業か宅配便業者のどちらかでしょう。
しかし、女性の場合はストーカー被害の可能性もゼロではないので注意が必要です。
- オートロックのマンションに住む
- 「営業不要」の張り紙やステッカーを用意する
- 宅配便業者のサイトに会員登録しておき、スマホに通知が届くようにしておく
- ストーカーの疑いがある場合は、早めに警察に相談する
夜職の女性がお店の近くに住む場合は、お客さんに自宅を知られてしまう可能性もゼロではありません。
最悪のケースも想定したうえで、住む家や職場を選ぶことも必要です。
【だらけた生活編】ナイトワーカーの1人暮らしあるある5つ
1人暮らしは、どれだけだらけた生活をしていても、誰からも文句や小言をいわれません。
また、忙しい日々の中で蓄積していく疲労が原因で、ついつい生活リズムがだらけてしまうこともあるでしょう。
そんなナイトワーカーの1人暮らしのあるあるネタとして、以下の5つを解説します。
- 休みの日は1日中寝てしまう
- コンビニ飯ばかり食べてしまう
- 洗濯物が乾いたらそのまま着る
- お風呂に入るのが面倒
- 掃除は友達や恋人が来るときのみ
休みの日は1日中寝てしまう
予定がない休日は、1日中ベッドの上で過ごす1人暮らしの方は多いようです。
目覚まし時計をかけずに就寝し、二度寝・三度寝を繰り返しながら、気が付いたらもう太陽が沈む時間。
ひとまず起きてコンビニに食料を買いに行き、食べてすぐに横になったら眠ってしまい、気が付いたらもう翌日になっている。
そんな休日を過ごしていると、肌や体型にまで影響を及ぼしてしまうので注意が必要です。
充実した休日を過ごすためには、予定を立てるのが1番です。
人と会う予定ではなくても、買い物に行く・カフェでのんびりするなどの予定を立て、メリハリのある1日を心がけましょう。
コンビニ飯ばかり食べてしまう
もともと料理が苦手な方や、自炊する時間を取れない方は、毎日の食事がコンビニ飯ばかりになってしまいがちです。
健康や栄養バランスを考慮されたコンビニフードも多くあるものの、やはり自炊した料理には敵いません。
「2日に1回は自炊する」などのルールを決めて、栄養バランスの取れた食事をとるよう心掛けましょう。
どうしても自炊が難しい場合は、コンビニ飯よりも飲食店を利用する機会を多く持った方が、充実した食生活を満喫できるはずです。
洗濯物が乾いたらそのまま着る
洗濯物をたたむのが苦手な方、それを面倒だと思う方は、次第に乾いた洗濯物をハンガーから外し、そのまま着用するのがルーティンとなってしまいます。
それが悪いことだとはいえませんが、クローゼットの中で眠り続けるだけの衣類も出てしまうはずです。
洗濯物をたたむのが苦手な方・面倒な方は、ハンガーラックを利用すれば、乾いた服をそのままラックに掛けられます。
周囲の人から「いつも同じ服ばかり着ている」と思われてしまわないよう、工夫しながらファッションを楽しみましょう。
お風呂に入るのが面倒
実家暮らしだと家族間の順番待ちがあるため、半強制的に入浴を強いられる環境かもしれません。
しかし、1人暮らしだと「そろそろお風呂にはいりなさい」と言ってくれる人がいないため、ついつい先延ばしにしてしまいがちです。
次第に、朝シャワーを浴びる生活がルーティン化してしまい、バスタブを使用しない生活が続いてしまいます。
お風呂に入るのが面倒な方は、まずは入浴時間を決めてルーティン化することを目指しましょう。
入浴剤を買いそろえて、「お風呂に入るのが楽しみ」といった環境を用意するのもいいかもしれません。
掃除は友達や恋人が来るときのみ
友達や恋人が家に遊びにくる際は「片付けなきゃ」といった気持ちが生じますが、誰も自宅を訪れない日々が続くと一切掃除をしないまま日々を過ごしてしまいがちです。
そうなってしまうと、久しぶりに友達や恋人が遊びにくるタイミングでの掃除が大変になってしまいます。
いつ誰が遊びに来てもいいように、部屋の掃除は定期的におこなうことが大切です。
そもそも汚したり散らかしたりがないように、物の置き場所を決め、不要な物を家に置かないよう習慣づけられると、日常の掃除が楽になるでしょう。
【楽しいこと編】ナイトワーカーの1人暮らしあるある5つ
辛いことがあったり、ついついだらけた生活を送ってしまったりしがちな1人暮らしですが、総合的にいうとやはり楽しい日々を送れるはずです。
ナイトワーカーの方が実感する1人暮らしの楽しさのあるあるネタとして、以下の5つを解説します。
- 誇りを持って仕事に打ち込める
- いつでも友達や恋人を家に呼べる
- 料理をやってみたら意外と楽しい
- 好きなものに囲まれて暮らせる
- 夜遊び・夜更かししても怒られない
誇りを持って仕事に打ち込める
1人暮らしをしながら夜職で働く人達の多くは、自身の仕事に誇りを持っています。
ナイトワークの世間的なイメージは決して良いとはいえず、特に親世代の人達は世間体を気にする方も多いでしょう。
実家暮らしをしながら夜職に就いていると、親から小言をぼやかれることも多く、それをストレスに感じる方もいるはずです。
もちろん、ナイトワークは他の職種と比較しても遜色なく、他者に対して価値を提供している立派な職業です。
誇りを持って仕事に打ち込めることは、1人暮らしする大きなメリットだといえます。
いつでも友達や恋人を家に呼べる
実家暮らしの家に友達や恋人を呼ぶには家族の顔色を窺わなくてはなりませんが、1人暮らしはそれを気にする必要がありません。
中には、1人暮らしの寂しさを感じる隙間がないほど、常に誰かを家に呼んでいる方も多くいるでしょう。
かけがえのない大切な人との楽しい時間をゆっくりと過ごしているときに、ふと「1人暮らしをして良かった」と感じるはずです。
料理をやってみたら意外と楽しい
必要に迫られて仕方なく始めた料理も、いざやってみると案外楽しかったりするものです。
カレーやラーメンなど特定の料理にハマってレシピを研究したり、調味料や調理器具を買いそろえたりする方も多いでしょう。
料理を楽しめるようになると、食材を腐らせてしまうという1人暮らしあるあるネタからも解放されます。
家事に追われるという感覚も半減され、充実した日々を送れるはずです。
好きなものに囲まれて暮らせる
1人暮らしの部屋は、自分の好きなように空間をコーディネイトできます。
好きなキャラクター製品に囲まれて暮らしたり、インテリアにこったりしても、誰からも文句をいわれません。
これが実家暮らしだと、「またそのキャラクター買ってきたの?」などと小言をいわれ、ストレスに感じてしまいます。
好きなものに囲まれた空間で過ごす何気ない日常に、大きな幸福感を感じられるはずです。
夜遊び・夜更かししても怒られない
1人暮らしは、夜遊びして何時に帰ってきても誰からも文句をいわれません。
深夜や朝方までゲームをしたり動画鑑賞に没頭したりしても、寝る時間を決めるのは自分自身です。
そんな日々が続いてしまうとだらけた生活リズムになってしまいますが、月に数回のご褒美としてなら問題ないでしょう。
夜遊びや夜更かしを楽しむひとときは、体力がある若いうちにしかできない貴重な時間です。
まとめ
ここまで解説してきたように、1人暮らし生活の中には「ついついそうなってしまいがち」といったあるあるネタが随所に隠れています。
デメリットに感じる部分も多くありますが、それらの多くはあらかじめ対策をしておけば回避できるはずです。
また、それらのデメリットを踏まえても、総じていうと「1人暮らしは楽しい」と感じている方は多いでしょう。
これから始まる1人暮らしに不安を抱えている部分も多いかもしれませんが、ぜひ希望を持って日々を過ごしてください。