物件選びにも、人それぞれこだわりがあると思いますが、希望条件に合った完璧な物件を見つけることができた方は少ないのではないでしょうか。全ての希望を兼ね備えた物件には、なかなか巡り合うことができません。
心惹かれる物件に住めて満足されている人もいれば、「あっちの物件の方が良かったかもしれない」と後悔している人もいるでしょう。
そこで今回は、後悔せず満足した物件選びをするためにも、物件選びの際に注意すべきポイントを紹介していきます。
定番のポイントは絶対に外さない!
物件を選ぶポイントは様々ありますが、まず定番ポイントは抑えておくと良いでしょう。交通アクセス、物件の築年数、集合住宅であれば共有スペースの乱れなどが、物件探しの条件として多く挙げられているようです。
長い期間住み続けることを考えると、治安の良し悪しも重要な条件の一つになってくるのではないでしょうか?希望条件を挙げる際に定番とも言えるこれらのポイントをしっかりと考え、物件選びや内見をしていきましょう。
立地や交通の利便性をチェック
生活の基盤ともなる物件の立地は、最も重視しなければいけないポイントのひとつです。
公共交通機関を普段から使用するというのであれば、駅までの距離、バス停までの距離はもちろんですが、電車やバスの本数などもチェックしておかなければいけません。住んだ後に、バスや電車の本数が少なくて、以前よりも早く家を出なければいけなくなった、という人もいらっしゃいます。
また、周辺環境のチェックも重要です。飲食店の有無、スーパーなど買い物をする施設、お子様がいらっしゃる方は、幼稚園や保育園などの子育て支援施設、小学校や中学校までの距離も調べておかなければいけません。
- 最寄り駅、バス停までの距離
- 電車、バスの本数・終電
- 通勤・通学に要する時間や安全性
- 周辺施設の有無
共有スペースの乱れをチェック
集合住宅の場合は、ポストがあるエントランスや、ゴミ捨て場などの共有スペースの乱れはしっかりと確認しましょう。駐輪所やゴミ捨て場の使い方が悪い場合は、居住ルールを守れない人が住んでいる可能性があります。
また、ポストやエントランスが汚い場合は、大家さんや管理会社のフォローが行き届いていないケースが考えられます。
このように共有スペースを確認することで、近隣住民の質や管理会社の対応力をある程度判断することができます。入居後に安心して暮らしていくためにも、共有スペースの確認は怠らないようにしましょう。
- エントランス
- ポスト
- 駐輪場
- ゴミ捨て場
築年数による劣化や傷をチェック
築年数が古いと様々な箇所が劣化しているので、チェックポイントが増えます。外観と室内で簡単に纏めてみました。
外観をチェック
外壁や基礎部分のクラックを確認しましょう。小さなクラックは無視しても問題ありませんが、大きなクラックを放置すると危険です。ひび割れの隙間から雨等の水分が入り込み、内部の鉄筋を錆びさせる原因になります。鉄筋が錆びてしまうと最終的に建物を支える基礎部分の強度にも影響してきますので注意が必要です。
築年数が古いと旧耐震設計の可能性もありますので、地震大国の日本だからこそ建物自体の強度をチェックしておくのは大切です。
室内をチェック
築年数が経過している物件では、リフォームされていることも少なくありません。賃貸のリフォームで多いのはクロスやフローリングの貼り換えになります。
オーナーさんにとってお金がかかるため、あまり手を付けないのがドア等の建具とお風呂や洗面台等の水回りになりますので、徹底的に見ましょう。万が一壊れていた場合は入居前に修理を依頼することができるので担当の営業マンにその旨を伝えてみましょう。
また、意外と重要なのがエアコンのチェックです。部屋数とエアコンの数があっているのかはもちろん、エアコンが古すぎないかチェックしましょう。エアコンの耐用年数は大体10年位です。古すぎると冷房も暖房も効きづらいため、住んだ後に後悔することになります。
エアコンの下部分に製造年月が書いてあるケースが多いので、内見の際にそっと確認しましょう。製造年月が古かったら担当者の方に交換可能か聞いてみましょう。
- 外壁や基礎部分の大きなクラック
- 建具の建付け
- 水回り
- エアコン
より良い物件選びのポイントは定番プラスアルファ
ここまで物件選びの定番のポイントをご紹介してきました。しかし、定番のポイントの他にも譲れない条件をお持ちの方もいらっしゃると思います。
そうなると、また条件を絞っていく必要があります。新たに条件を加えすぎると、当然ヒットする物件は少なくなってしまいます。ここでは、より良い物件を探すための方法をご紹介していきます。
まずは希望条件を書き出そう
希望条件を詰め込んで検索をする人もいるかもしれませんが、まずは希望条件として、自分の中でどんな条件があるのかを把握するところから始めましょう。条件を書き出すことで、再度自分の中で検討するという工程ができ、本当に譲れない条件がどんな条件なのかを確認することができます。
例えば、現在ペットと一緒に暮らしているというのであれば、ペット可の条件は絶対に外すことはできません。ペット可の物件でも、動物によって可否が分かれるので、物件を探す際はどんな動物であれば飼育可能なのかも確認する必要があります。
このように、希望条件の中でも詳細な確認が必要な事項もありますので、希望条件を書き出して整理しましょう。
書き出した条件に優先順位をつけよう
希望条件が一通り書き出せたら、希望条件に優先順位をつけていきましょう。
書き出した条件の中には譲れない条件もあると思いますが、妥協できる条件もあると思います。妥協できる条件は順位を下げていき、優先順位をつけることで見つかる物件の幅も広がります。
妥協できる条件は、「備わっていればラッキー」程度の考えで物件探しをしていくと、スムーズに物件探しが進むと思います。
プラスアルファで希望条件を追加して探してみよう
希望条件に優先順位つけることができたら、いよいよ追加して検索する条件を絞り込んでいきます。駅やバス停からの徒歩距離、ペット可、バストイレ別など、様々な条件があると思います。
自分自身のライフスタイルに合わせて、どんな条件を追加すれば、より良い暮らしができるのか考えて条件を絞り込んでいくと、満足のできるような物件選びができると思います。
- 希望条件を一通り書き出す
- 希望条件に優先順位をつける
- 必須条件に優先度の低い条件を一つずつ加えて探して行く
ポイントを抑えて後悔しない物件選びを!
さて、今回は後悔しないための物件選びのポイントを紹介してきました。物件選びに大切なのは、希望条件の選択です。検索条件によって、ヒットする物件も物件数も変わってきます。また、内見をする際も細部までチェックすることで、満足のいく物件と出会える確率も上がります。
これから物件を探す方は今回紹介したポイントを踏まえて、是非後悔のない物件選びをしていってください。
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