みなさんは、家具がついている物件があることをご存知でしょうか。最近は、家具付き物件という表記の物件も多くなり、興味がある方も多いかもしれません。しかし、どんな物件にもメリット・デメリットが存在します。
果たしてこの家具付き物件とは一体どんな物件なのか?今回は、そんな気になる家具付き物件のメリット・デメリットについて紹介していきます。
家具付き物件って一体どんな物件?
この家具・家電付き物件の多くは、1Kや1ルームといった単身者向けの間取りとなっており、学生や単身赴任の方に向いている物件となっています。
家具・家電付き物件の注意点とは
予め家具・家電が備わっていることもあり、お得な物件と思われることが多いですが、家具付き物件にも注意すべきポイントがあります。それは、自身にとって不要な家具・家電でも撤去することはできないということです。また、家具・家電が故障した際に発生する費用が、貸主負担なのか借主負担なのかを確認しておくことも重要です。
家具・家電が故障してしまった場合、どちらが費用を負担するか契約前に確認をとっておくことで「聞いていなかった」「知らなかった」といったトラブルを防ぐことができます。
一般的に、家具や家電が経年劣化で破損した場合には、所有者である貸主の負担となります。当然ながら、借主の過失で壊れてしまった場合は、借主の負担になりますので、家具付き物件を検討されている方は壊さないように注意しましょう。
備え付けの家具・家電が前住居人の残置物だった場合は、経年劣化であっても借主の負担となることもあるので、こちらも契約前に確認しておきましょう
家具・家電付き物件のメリット
家具・家電付き物件のメリットは複数ありますが、その中でも特にメリットと感じる項目が二つあります。
- 家具・家電を用意する必要がない
- 引越し費用が安く抑えられる
それでは、この二つの項目のメリットをご紹介していきます。
家具・家電を用意する必要がない
新生活を始める場合に、家具や家電は重要な設備となり、一式揃えるためにはそれなりの費用を必要とします。しかし、家具・家電付き物件であれば、家具・家電を買いそろえる費用もかかりません。また、退去する際に家具・家電の処分費用も発生しないこともメリットの一つです。
家具・家電を用意しなくて良いということは、引越しの初期費用削減につながりますので、家具・家電付き物件の最大のメリットと言えるでしょう。
引越し費用が安く抑えられる
家具・家電付き物件へ引越しする際は、大きな家具や家電の運搬が必要がないため、必然的に引越し費用が安くなります。また、大型の荷物も少ないため、引越しもスムーズに行うことができます。
もともと荷物が少ないという方であれば、身の回りの荷物をまとめてしまえば引越しができるので、引越しにかかる所要時間も少なく、ストレスフリーで引越しが完了します。
また、家具・家電のセッティングもする必要がないので、入居した日から快適に暮らすことができます。
- 家具・家電を用意する必要がない
- 初期費用が抑えられる
- 退去時に家具・家電の処分費用が発生しない
- 引越し費用が安く抑えられる
- 荷物が少なく引越し作業が楽に済む
家具・家電付き物件のデメリット
良いことばかりと思われる家具・家電付き物件ですが、当然デメリットになる部分もあります。
- 備えつけられている家具・家電が故障している
- 他の物件に比べると家賃が少し割高
ここでは、この二つのデメリットについてご紹介していきます。
家具・家電が故障していることもある
家具・家電付き物件に備え付けられている家具や家電は、以前の入居者も使用していることが考えられます。以前の入居者が雑に扱っていれば、家具・家電の状態が悪い場合や故障してしまっているケースもあります。
そうならない為にも、入居前の段階で故障や、壊れそうになっている家具・家電がないかチェックしておくことが必要になります。
家賃が割高
家具・家電付き物件は、他の物件と比べると少し家賃が割高な物件も多いです。家具・家電を用意しなくて良い反面、家賃が割高なので、長期間住み続けるという方は、避けた方が良い物件でもあります。
長くても2年程度住む予定の方であれば、家具・家電付き物件の方がお得に住むことができる可能性もあります。しかし、長期間住み続ける予定の方は、結果的に割高になる可能性もあるので、自身で家具・家電を用意して、家賃の安い物件に目を向けてみることをおすすめします。
- 家具・家電が中古品のケースが大半
- 通常の物件よりも家賃が割高
- 不要な家具でも処分できない
メリット・デメリットをよく理解してから検討しよう
さて、今回は家具・家電付き物件の紹介をしてきました。一見、単身者にはお得な物件ではありますが、長い目で見るとデメリットが目立つ物件でもあります。自分がどのくらい住む予定なのか、家具・家電が中古でも大丈夫なのか、そういった点を再度考え直してから検討してみるのも良いかもしれません。
便利な物件ではある反面、様々なポイントをしっかりと確認しておくことで、トラブルなく住むことができます。自分に向いている物件なのか、メリット・デメリットを再度確認し、家具・家電付き物件を検討してみてください。
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