賃貸物件で、お隣さんやご近所さんと揉める話ってよく聞くわよね。。
そういうときって、どうしたらいいのかしら?
この記事は、上記のような悩みを持つ夜職の方のために執筆しました。
夜職の方は、隣人トラブルに悩まされやすい職種です。
よくある例や対策をしっかり把握しておき、自身の穏やかな生活を守ってください。
賃貸物件でよくある隣人トラブルは騒音・マナー違反・におい
賃貸物件でよくある隣人トラブルは騒音・マナー違反・においの3種類です。
それぞれ具体的にどんなトラブルがあるのか、1つずつ解説していきます。
- 騒音問題
- マナー違反
- におい問題
騒音問題
騒音問題は、隣人トラブルの中で最も多いものです。
本来は、心から落ち着けるはずの自宅で過ごす時間。
そこに外部からの騒音が聞こえてくれば、騒音を出してる張本人に抗議したくなる気持ちはわかりますよね。
夜職の方は、その職業特有の騒音問題を引き起こしてしまいがちです。
- 深夜の生活音(テレビの音・電話で誰かと話している声・洗濯機の音など)
- 深夜の送迎車のエンジン音・ドアを閉める音
逆に、あなたが被害者となる場合は、子どもの泣き声やドタバタとした足音、楽器の音などがその要因となります。
しかし、それらの音は一般的な生活リズムの方なら、昼の時間帯なら道路を通り過ぎる車の音などに紛れて、ある程度の範囲ならさほど気になりません。
夜職の方にとっては昼間は睡眠時間とはいえ、「寝ているから静かにしてくれ」とは言いづらいのも実情です。
マナー違反
さまざまなマナー違反も、隣人トラブルに陥りやすい要因の1つです。
集合住宅はあらゆる生活リズム・価値観・年代の方が同じ建物の中で生活しています。
よって、同じ集合住宅に住む人全員が気持ちよく暮らすためには、各々がルールやマナーを守る必要があるのです。
- ゴミ出しの曜日・時間・分別ルールを守らない
- 駐輪場・駐車場のルール違反
- 共用部の使い方(通行の邪魔になる場所に物を置いている、など)
その他「顔を合わせても挨拶をしない」などのマナー違反も、上記の違反の怒りを増幅させる要因になり兼ねません。
マナーやルールを守ることは、一社会人としての責任だと思っておきましょう。
におい問題
においに関する問題が要因となって、隣人トラブルに発展するケースも少なくありません。
テレビでよく見かけるゴミ屋敷は論外として、他にも以下の要因でトラブルに発展する可能性があります。
- ペット不可物件でのペット飼育
- ベランダでの喫煙(隣人の洗濯物ににおいがつきやすい)
私、ベランダでタバコ吸ってます。。
お隣さんに悪いことしてたのね。。
ペット問題については、ペット可となっている物件も、実は以前までペット不可だったというケースがあるようです。
その場合、動物アレルギーを持っている住人の反感を買い、トラブルに発展することがあります。
賃貸物件の隣人トラブル問題、誰に相談する?
隣人から何かしらの苦情を申し立てられた場合、もしくは自身が隣人に苦情を申し立てたくなったときは、当人達だけの話し合いでは解決しない場合があります。
その際の相談先として、以下の4つが考えられます。
- 大家、または管理会社に相談するのが先決
- 管理会社を経由して本人の保護者に連絡する
- 行政・専門機関に相談する
- 弁護士に相談して法的手段をとる
大家、または管理会社に相談するのが先決
隣人トラブルが発生したら、まずは大家、または管理会社に相談するのが先決です。
自身が苦情を申し立てられた側の場合はその場は穏便に済ませ、一旦状況を整理したうえで大家・管理会社に相談しましょう。
逆に自身が隣人に苦情を申し立てたい場合は、当人に直接伝えるのではなく、大家・管理会社に連絡してください。
大家・管理会社は、双方にとって中立の立場です。
主観を持たずに客観的な立場として、トラブルの解決へと導いてくれるずです。
管理会社を経由して本人の保護者に連絡する
苦情を申し立てたい相手が未成年の場合は、管理会社を経由して本人の保護者に連絡してもらうのも1つの手です。
大家や管理会社のスタッフが当人に注意するよりも、保護者から一喝してもらった方が効果てきめんな場合があります。
学生の隣人の騒音問題・マナー違反などに困っている場合は、解決策の選択肢の1つとして考えてみてください。
行政・専門機関に相談する
大家や管理会社に相談しても、確固たる証拠がない場合は当人に注意できない場合もあります。
解決しない隣人トラブルに困ったときは、行政・専門機関に相談するのも1つの手段です。
地域の生活相談センターなどに相談し、間に入ってもらうことで解決に繋がる場合があります。
行政・専門機関は、隣人トラブル以外のシーンでも助けになってくれるわ。
例えば管理会社との間でトラブルが起きたときなどに相談できるわよ。
弁護士に相談して法的手段をとる
どうしても解決しない隣人問題は、弁護士に相談して法的手段をとるという解決法もあります。
仮に騒音問題が要因で弁護士に相談した場合は、騒音計などを使用して数字的根拠を揃え、慰謝料や損害賠償を請求できるようにしてくれるはずです。
といっても、すぐに訴訟になるわけではないので安心してください。
まずは、弁護士から内容証明郵便で警告文を送ってもらいます。
場合によってはそれだけで相手が危機感を感じ、行動を改めてくれる場合があるようです。
賃貸物件の隣人トラブルを他者に相談する前にやるべきこと
賃貸物件で起きた隣人トラブルを他者に相談する前に、事前準備として以下のことをおこなってください。
- 証拠を集める
- 賃貸契約書を確認する
- 騒音対策をする
証拠を集める
隣人の騒音問題・マナー違反などについて苦情を申し立てたいときは、事前にその証拠を集めておきましょう。
例えば、ゴミ出しのルール違反や駐輪場ルールの違反がみられる場合は、写真や動画を撮影しておきます。
スマホで写真や動画を撮影すると日時も記録されるので、証拠としての説得力も申し分ありません。
しっかりと証拠を集めたうえで苦情を申し立てることで、相手の言い訳を遮って問題解決に繋げられます。
賃貸契約書を確認する
隣人トラブルが起きた際は、入居契約した際の賃貸契約書を確認してみましょう。
賃貸契約書には、トラブルが起きた際の責任の所在や相談先の案内が記載されています。
その他、その住宅に住む上でのルールや注意点も記載されているので、今一度確認しておきましょう。
騒音対策をする
自分でできる範囲の騒音対策をするだけでも、騒音問題が解決する場合もあります。
例えば防音効果のあるカーテンを使用するだけで、騒音問題から解放されるかもしれません。
家具の位置を変えるだけでも、防音効果があるって聞いたことがあるわ。
隣人トラブルが発生すると、生活の安心・安全を脅かされてしまいます。
多少費用をかけてでも、自分でできる対策は施しておきましょう。
賃貸物件の隣人トラブルが解決しない場合は引っ越しを検討しよう
どうしても隣人トラブルが解決しない場合は、引っ越しを検討するのもアリです。
相手と隣近所に住んでいるからこそのトラブルなので、物理的な距離が離れてしまえば問題の根本が解消されます。
とはいえ、予定外の引っ越しは金銭的な負担が大きいですよね。
近隣トラブルに対する相談を大家・管理人が取り合ってくれなかった場合は、監督不行き届きということで引っ越し費用を請求できるかもしれません。
もしくは、敷金を全て返還してくれる可能性があります。
隣人の度を越した迷惑行為、恐喝などの深刻な被害を受けた場合は、法的手段をとれば相手に引っ越し費用を請求できる場合もあるはずです。
夜職で働く方向けの物件をお探しの場合は、ナイトハウスまでご相談ください。
賃貸物件の隣人トラブル:まとめ
賃貸物件では、騒音問題・マナー違反・におい問題が要因で、隣人トラブルに発展することがあります。
隣人トラブルを未然に防ぐには、まずは自身の生活習慣を見直すことが必要です。
主観ではなく客観的に捉えて「隣人に迷惑をかけていないか」という視点で、日々の過ごし方を見つめ直してみましょう。
隣人トラブルが起きてしまった際は、まずは大家・管理会社に相談するのが先決です。
それでも解決しない場合は、行政や専門機関、弁護士への相談も視野に入れる必要があります。
最終的に引っ越す必要があるようなら、次に住むところは夜職で働く方向けの物件を探すといいでしょう。
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