賃貸でトラブルに巻き込まれた話をよく聞くけど、実際どんなトラブルが多いんだろう??
賃貸にまつわるトラブルにはさまざまな種類があり、トラブルの当事者になってしまう可能性も低くくありません。
特に水商売や夜職の方は生活リズムの違いや、そもそも契約できる物件が限られるためそのリスクが高い傾向にあります。
この記事ではそんな賃貸に関連するトラブルの種類や、トラブルの対象方法を詳しく紹介していきます。
賃貸物件でのトラブルランキング
賃貸物件で特に発生件数の多いトラブルを紹介していきます。
万が一トラブルに巻き込まれてしまった場合の対処法もあわせて説明していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
【1位】物件や設備の破損や故障
賃貸物件でよくあるトラブルの第1位は、設備や物件の破損にまつわるトラブルです。
- 入居時からあった床や壁の傷の修理代を請求されてしまう
- 破損した設備を借主と貸主のどちらが修理するのか
- 排水設備の故障
自分がつけた傷や破損ではないにも関わらず、破損箇所として指摘されてしまった経験のある人はとても多いです。
また内見時などにはなかなか気づきにくいので注意が必要な排水設備の故障。
入居後に使用して水漏れなどが判明した場合にも、借主が破損したものであるとして費用を請求されてしまうこともあります。
これって言いがかりでしょ・・・
このようなトラブルを避けるためには、内見時に気になる傷や設備の指摘をしておくことが必要です。
また入居後に室内の傷などの写真を撮り、スマートフォンなどに保存しておくとよいでしょう。
【2位】敷金や原状回復にまつわるトラブル
次に多いトラブルが原状回復や敷金の返却にまつわるトラブルです。
PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク)によると、原状回復に関連したトラブルの相談は年間1万件以上寄せられています。
原状回復の費用でトラブルが発生する場合の多くが、普通より高い原状回復費が請求されてしまうケースです。
本来は返金されるはずの敷金が返却されなかったり、追加で修繕費用が請求されてしまう場合も存在します。
大家の独自のルールで敷金が返金されないというケースもあります。
このようなトラブルになった場合には、まず原状回復費用の内訳に本来大家負担の項目が入っていないかを確認しましょう。
他にもクリーニング業者が出してきた見積書に費用を上乗せして請求される場合もあるので、独自に見積を取るなどの対策が必要になります。
原状回復トラブルに関する対策方法は下記の記事でも詳しく解説していますので、気になる方はぜひ確認してみてください。
【3位】近隣トラブル
賃貸物件に限られませんが不動産でやはり多いのが近隣トラブル。
近隣トラブルには複数の種類がありますが、多くは騒音など住民のマナーに関わるものです。
たかがご近所とのいざこざと思って安易に考えてしまうと非常に危険です。
近隣トラブルがこじれてしまい、障害事件に発展してしまったケースもあります。
また近隣トラブルは対処が難しいトラブルでもあると言えるでしょう。
え、怖い・・・
どんな対応が正しいの?
まず近隣トラブルの場合には、直接本人にクレームを入れるのは絶対にやめましょう。
近隣トラブルにあってしまった場合には、トラブルの状況を写真や動画で保存しておきます。
その後近隣への注意を不動産屋や大家からしてもらうことで、逆恨みを避けることができます。
【4位】契約書類に関するトラブル
契約書類の不備や契約の内容に無い費用を請求されてしまうトラブルも多いトラブルの1つです。
また水商売の方は審査に必要な書類が用意できず、偽装してしまい大きなトラブルに発展してしまうケースがあります。
書類を用意できない場合でも虚偽の申告や、偽装した書類を使用するのは絶対にやめましょう。
契約書類のトラブルを避けるには、水商売の方でも借りられる物件を探す必要があります。
水商売や夜職の方が借りられる物件は限られています。
水商売の方が借りやすい物件を探すには、水商売の方専門の不動産屋に相談してみましょう。
水商売の方専門の不動産屋はいくつもありますが、紹介可能な物件数やスタッフの質の高さを考慮すると「ナイトハウス」がおすすめです。
LINEで気軽に相談可能なので、気になるかたはぜひご相談ください。
【5位】大家や不動産屋とのトラブル
入居後に修繕などが必要な場合には、大家や不動産屋に相談が必要です。
しかし相談したのにも関わらず、対応が遅いなどの理由から大家や不動産屋とトラブルに発展してしまいます。
他にも「入居申し込みの取り消しができない」と言われてしまうといったケースもありました。
不動産屋や大家とトラブルになってしまったら誰に相談すればいの?
不動産のことで相談できるはずの不動産屋とトラブルになってしまった場合には、第三者機関に相談しましょう。
具体的には以下のような場所に相談するのがおすすめです。
- 国民生活センター
- 市町村の相談窓口
- 法テラス(日本司法支援センター)
このような第三者機関に相談することで、泣き寝入りするような事態を避けることができます。
水商売の方が特に気をつけるべきトラブルは?
ここまで事例の多いトラブルをみてきました。
紹介してきた事例の中でも水商売の方が特に気をつけたいトラブルがあります。
- 近隣トラブル
- 契約書類に関するトラブル
水商売の方は生活リズムが夜型になりやすく、他の住人と生活する時間が異なることも珍しくありません。
自分ではあまり気にならないような些細な生活音が、夜中だと他の住人にとっては騒音と捉えられてしまう可能性もあります。
またゴミ出しのルールなども夜型の方が遵守するのはなかなか大変ですよね。
このような生活リズムの違いから水商売の方は近隣トラブルには細心の注意が必要です。
もう1つ注意したいのが、契約書類に関するトラブルでしょう。
契約時に必要な書類を用意するさいに、アリバイ会社などを使う場合にも注意をする必要があります。
アリバイ会社に関しては下記の記事でも詳しく解説しています。
そもそもトラブルに巻き込まれないようにするにはどうすればいい?
賃貸のトラブルを避けるための方法はないの?
賃貸のトラブルにそもそも巻き込まれないようにするには、確認しておくべきポイントがあります。
ここでは特に重要な3つのポイントを紹介します。
信頼できる不動産屋に相談する
キャバ嬢やホストといった水商売の方や、夜職の方が賃貸トラブルを避けるためには信頼できる不動産屋が必要です。
特に水商売という職業を理解してくれる不動産屋に相談することで、さまざまなトラブルを回避することができるでしょう。
また万が一トラブルに発展してしまった場合にも、事情を理解してくれる不動産屋がいることは心強いですよね。
不動産屋との間に信頼関係がある事で、契約からトラブル対応までスムーズに終えることができるでしょう。
内見時や契約時に確認を怠らない
室内の破損や汚れ、設備の故障などは、実際に内見時に確認することが一番です。
またクリーニング時に修理もしてもらえるだろうと思わずに、修繕や清掃の対象であるか確認しておきましょう。
他にも原状回復に関しての特約事項や、設備と残置物の違いなどの記載がある場合にも、詳しく内容を確認しておく必要があります。
確認不足が賃貸トラブルの原因になる例は少なくありません。
入居時に必要な情報は記録しておく
入居した際に部屋の傷や汚れなどは写真に保存しておきましょう。
解約時に修繕費などを請求されてしまった場合に、写真がある事で支払いを避けることができます。
他にも万が一残置物などがある場合には、誤って処分をしてしまわないように事前に記録しておくことをおすすめします。
賃貸トラブルは対処の方法が重要!
この記事では賃貸トラブルを発生頻度の高いものから紹介してきました。
その中でも特に水商売や夜職の方が注意すべき2つのトラブルの事例も確認しましたが、いかがでしたしょうか。
水商売の方が賃貸にまつわるトラブルを避けるため、そして万が一巻き込まれてしまった場合に頼れるのは不動産屋です。
そのため職業面なども含めて理解してくれる頼れる不動産屋に相談しておくことがとても重要です。
この記事で紹介した不動産屋を含めてぜひ参考にしていただけると幸いです。