賃貸の水道料金でトラブル多発！水商売の方が知っておきたい不当な高額請求回避法を解説

上記でお悩みの夜職の方のためにこの記事を書きました。

賃貸で発生する毎月の支払いの中でも、水道料金はトラブルが起きやすいのは事実。

しかも、水商売の方は忙しさから、時間に余裕がある人のようにあれこれ調べることが煩わしくなってしまい、結局高額請求をされても泣き寝入りしてしまうパターンが多いです。

今回は、水商売の方が賃貸の水道料金トラブル発生時に不当な高額請求で泣き寝入りせずすぐ行動できるよう、正しい知識を解説します。

突然水道料金が高額に！水商売の方に考えられる4つの原因

基本料金は、物件に設置されている水道メーターの口径によって異なります。

東京都を例にとると、基本料金は以下のとおり。

一方、従量料金は次のようになります。

平均1人当たり毎月8㎥の水を使用するため、一人暮らしであれば1,500円前後が平均的な水道料金と言えます。

平均的な水道料金よりも高い金額が請求された場合、原因は次の4つが考えられます。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

使いすぎた

突然水道料金を高額請求された場合、単純に使いすぎたことが考えられます。

うっかり水道を出しっぱなしにして外出してしまった、友人が泊まりに来てお風呂の回数が多かったなどが積み重なると、水道料金が高くなる可能性があります。

また、水商売の方は疲れて帰ってきてすぐに寝てしまうケースも考えられます。

手を洗ったときに水道の蛇口をきちんと閉めれていないまま長時間気付けないと、水道料金は高額になってしまう可能性大。

思い当たる行動がないかを、まずは思い出してみましょう。

少々いつもより多く水を使用したくらいで大きく料金が加算されることはありません。

水漏れが起こっている

突然水道料金を高額請求された場合、水漏れが起こっていることが多いです。

水漏れの原因はさまざまで、よくあるのは次のケース。

床下の配管は直接見えないため、知らないうちに水漏れが起こっている可能性大。

また、トイレの場合、とくに注意しなければちょろちょろと水が流れ続けていても違和感を感じず気づけないことが多いです。

作業員の検針ミス

突然の水道料金の高額請求には、検針する作業員が間違えてしまうケースもあります。

請求書に直近の検針値が記載されているため、大家さんや管理会社に相談して水道メーターと比べて妥当な数値かどうかを確認してもらいましょう。

賃貸マンション内の全世帯を1つのメーターで管理している

身に覚えのない水道料金の高額請求がされた場合、賃貸物件がマンション内の全世帯を1つのメーターで管理している可能性があります。

1つのメーターで管理している賃貸マンションの場合、各世帯ごとに検針メーターがありません。

そのため、請求された水道料金を登録されている戸数で均等に割る形が一般的。

つまり、自分自身が水道を使用していないとしても、他の部屋の人が水道を多く使えば請求される水道料金が高くなります。

高額な水道料金の支払いは必要？原因別に解説

上項で説明した原因別に、支払いの必要があるかを解説していきます。

使いすぎた場合

自分自身（もしくは自分の家族や友人など）が水道を使いすぎた場合は、もちろん支払う必要があります。

自分で使った水道料金なので、当然ですよね。

水道料金を少しでも安くしたいのなら、次の工夫がおすすめです。

水漏れが起こっている場合

水漏れが起こっている場合は、支払う必要がある場合とない場合があります。

それぞれのケースを見ていきましょう。

支払う必要があるケース

水漏れによる水道料金の高額請求に応じなければならないのは、自分の過失によって水漏れが起こった場合です。

例えば、蛇口の取り扱いが乱暴で壊れたことにより水漏れが発生し高額請求された場合は料金の負担が必要。

また、水漏れに気が付いていたにもかかわらず放置しており、水道料金が高額になった場合も料金を負担する必要があります。

水漏れに気が付いたら、すぐに管理会社や大家さんに連絡しましょう。

支払う必要がないケース

水漏れによる水道料金の高額請求に応じなくても良いのは、経年劣化や自然災害により水漏れが起こった場合です。

とくに床下の配管からの水漏れは気付けないことが多いため、下階の入居者から天井の水漏れの連絡により発見されるケースがほとんど。

入居者がいなければ、発見が遅れるケースも多いです。

身に覚えのない水道料金の高額請求がされた場合は、大家さんや管理会社に相談してみましょう。

なお、水漏れは修繕費用も発生するため注意が必要。

詳しくは、水回りトラブルについての記事で解説しているのでこちらもしっかりと理解しておきましょう。

作業員の検針ミスの場合

作業員の検針ミスの場は、もちろん支払う必要はありません。

管理会社や大家さんに相談のうえ、対応してもらいましょう。

賃貸マンション内の全世帯を1つのメーターで管理している場合

賃貸マンション内の全世帯を1つのメーターで管理している場合は、自分が水道料金を多く使用していない場合でも支払う必要があります。

そういった賃貸マンションの場合は、あらかじめ重要事項説明書で説明のうえ納得して入居しているはずのため、支払う必要があります。

とは言え、不動産会社や大家さんによっては、説明を怠るケースも。

「自分の使ったぶんだけを払えば良いと思っていたら、マンション内全世帯の水道料金を均等に割られるシステムだった」ということがないよう、契約前にきちんと確認しておきましょう。

水商売の方必見！高額請求回避法「水道料金の減額請求」とは

水道代金の減額請求制度は、自治体や水道局がおこなっている水道利用者を保護する目的の制度。

減額請求が認められると、水漏れしていた期間の水道代が次のとおり減額されます。

なお、地域の自治体や水道局により異なりますが、基本的には使用料の平均を算出してその基準値から超えた分の3分の2前後の金額分が減額されます。

普段よりも多く支払った金額全額ぶんが免除されないことに注意が必要です。

また、減額請求をおこなったからと言って必ず請求が認められるわけではありません。

減額請求できるケースと、減額請求できないケースを詳しく見ていきましょう。

減額請求できるケース

減額請求できるのは、以下の条件を満たしているケースです。

水道の蛇口を乱暴に扱ったり、力まかせに開閉をしているなどの場合は認められません。

また、水漏れに気が付いていながら放置していた場合もアウト。

減額請求は、あくまで「まったく非がない」ことが大切です。

いざというときに減額請求ができるよう、普段から丁寧に扱い、掃除などをしてこまめに水漏れもチェックしておきましょう。

減額請求できないケース

つづいて、減額請求ができなケースを見ていきましょう。

また、たとえ水漏れしていても水量が平均水量と大きく変わらない場合は、減額をするまでもないと見なされることがあります。

そして、給水管が老朽化しているので取り替えるよう水道局から指示を受けていたにもかかわらず放置したことによる水漏れも減額請求が認められません。

賃貸物件の場合、大家さんが水道局から指導を受けており放置しているケースもあります。

減額請求の方法

水道料金が高額で見えない場所などの水漏れが疑われた場合、まずは大家さんや管理会社に相談しましょう。

賃貸の契約によっては管理会社や大家さんが修理の業者を指定している場合もあるため、勝手に業者に相談するとトラブルのもとに。

水漏れ箇所の修理が完了したら、水道局から漏水減額請求書を取り寄せて必要事項を記入し、修理の請求書か領収書のコピーと一緒に水道局のサービスセンターへ提出します。

書類を提出したら減額が認められるか決定を待つだけです。

減額請求を申請する際に水道局指定の業者が修理や手続きなどをするように決めている地区もあるため、住んでいる地域の対応を事前に水道局に問い合わせて確認しておくと安心です。

賃貸の水道料金でトラブル多発！まとめ

今回は、賃貸の水道料金で高額請求が発生するトラブルについて、原因や対応法など水商売の方が知っておきたい知識をお伝えしました。

水商売の方は忙しさからこまめに水道の水漏れチェックをしていなかったり、水道の栓をしっかり閉め忘れたりなどで思わぬ水道料金の高額請求がされてしまうケースも多いです。

しかし、床下の水道管の水漏れや、不動産屋や大家さんの説明不足により全世帯を1つのメーターで管理している賃貸マンションだったことによる水道料金トラブルが発生することも。

自分の身に覚えのない水道料金高額請求トラブルに巻き込まれないためには、安心して暮らせる物件を選ぶことが何より大切です。

そんな水商売の方が安心して暮らせる物件探しなら、ナイトハウスがおすすめです。

ナイトハウスのスタッフなら、水商売の方への理解があり、希望やお悩みに合わせたピッタリの物件を紹介し、入居までを徹底サポートしてくれます。

重要事項説明などもわかりやすくきちんとおこなってくれるため、安心ですよ。

水道料金トラブルに巻き込まれず、快適に安心して暮らすためにも、ぜひお部屋探しはナイトハウスに相談しましょう。