やっぱりタワーマンションって憧れるけど、契約するのなかなか難しいよね。
誰もが一度は憧れるタワーマンション。
タワーマンションは設備の質の高さや、防犯面での高い安全性から、水商売や夜職の方からも人気があります。
一方で家賃の高さや、住民の多さから、トラブルを避けるという目的から審査が厳しいという印象があるのではないでしょうか。
この記事ではそんなタワーマンションを、水商売の方が契約する方法について紹介しています。
タワーマンションの賃貸を契約したいと思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
タワーマンションは審査が厳しい?水商売だと借りにくいと言われる理由
タワーマンションでは多くの人が同じ建物内で生活しており、トラブルを避けるために金銭面以外でも厳しい審査がある場合がほとんどです。
また審査が厳しいというイメージから、水商売の方や夜職の方の場合には、審査以前に不動産屋に相談した段階で断られてしまったという声もありました。
不動産のオーナーの多くが水商売の方や夜職の方に対して厳しい審査基準を科しています。
タワーマンションの場合その基準が更に厳しくなるため「水商売だと借りにくい」と言われているのです。
一方で近年は繫華街周辺にタワーマンションが急増しており、このような物件の中には、繫華街で活躍するキャバ嬢やホスト、夜職の方が多く住む物件も存在しています。
このような水商売や夜職の方が借りやすいタワーマンションであれば、賃貸契約できる可能性が一気に高まるでしょう。
水商売・夜職でも借りやすいタワーマンションの特徴
タワーマンションは審査が厳しいにも関わらず、なぜ水商売や夜職の方が借りやすい物件があるのでしょうか?
このような物件は審査が厳しい物件に劣っている部分があるのではないか、と心配な気持ちになってしまいますよね。
しかし実際には、設備などが劣っていることが原因で借りやすいわけではありません。
水商売や夜職の方が借りやすいタワーマンションにはいくつかの特徴があります。
物件を探す際にも参考になるので、ここでは3つの特徴を紹介します。
- 家賃が年収の36分の1以下の物件
- 分譲マンション
- 審査の比較的緩い保証会社を使える物件
家賃が年収の36分の1以下の物件
まずタワーマンションの契約を考える際には、年収が家賃の36倍以上となるような物件を選ぶ必要があります。
キャバ嬢やホストなどの水商売や夜職の方の場合だと、収入が不安定なため年収が家賃の40倍以上あるとより理想的でしょう。
賃貸の審査では直近3ヶ月の給与明細を求められる場合が多いですが、水商売の方はできるだけ年収がわかる書類を用意しておくのがおすすめです。
物件を探す際にもまずはこの条件をクリアしているというのが、最低限必要な特徴となります。
分譲のマンション
次に大きな特徴としては分譲マンションであることが挙げられます。
大きな不動産会社などが所有、管理している物件は審査が厳しい傾向にあります。
一方で分譲マンションで部屋ごとに大家が異なるタワーマンションでは、大家の裁量で賃貸の貸出が行われます。
大家の中には高額の家賃を払えるだけの収入がある水商売や夜職の方へ部屋を貸すことに抵抗がない方も少なくありません。
また空室状況が続くことに比べれば、支払い能力があれば職業は気にしないという場合も多く、このような物件は狙い目でしょう。
審査の比較的緩い保証会社を使える物件
審査の厳しさは不動産屋や大家以上に、保証会社の審査基準によって大きく変わります。
保証会社にもさまざまな種類があり、審査が厳しい会社から比較的簡単に審査を通過できる会社までその基準もさまざまです。
- フォーシーズ株式会社
- 株式会社Casa
- 新日本信用保証株式会社
保証会社の中でも信販系と言われる、クレジットカードの取引などを扱っている会社は特に審査が厳しいです。
他方で上記に挙げたような会社は独立系やLICC系と言われる会社で、水商売や夜職の方でも審査に通りやすい傾向にあります。
水商売・夜職でも借りやすいタワーマンションを探す方法
借りやすい物件の特徴はわかったけど自分で探すのって難しくない?
タワーマンションに限らず、ここまで紹介してきた物件の特徴を、一般の方が探すのは難しいでしょう。
そこで水商売や夜職の方が住めるタワーマンションを探す場合の方法を紹介致します。
断られてしまった場合に見直すとよい点も含めて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
探し方を工夫することで水商売や夜職の方でも、タワーマンションに住むことができます。
水商売の方向けの不動産屋に相談する
まず重要なのが水商売や夜職の方は、水商売や夜職の方をメインのクライアントとしている不動産屋へ相談することです。
通常の不動産屋ではここまで紹介してきたような特徴の物件以外にも、非常に多くの物件を取り扱っています。
さらに同時にさまざまな客を相手にしているので、審査が通りやすい安定した職業のクライアントを優先している場合もあります。
一方で水商売や夜職の方をメインとしている不動産屋は、水商売や夜職の方が借りやすい物件を主に取り扱っています。
さらに水商売や夜職の方によくある、入居審査のための書類準備ができないといったトラブルの対応経験も豊富。
そのため、借りられる可能性の高い物件の中から選ぶことができ、審査に落ちるというストレスからも解放されます。
水商売やナイトワーカー向けの不動産屋ってどこにあるの?
水商売の方を対象としている不動産屋は、繫華街などに多く存在します。
中でも全国的に多くの物件を紹介しており、LINEからでも気軽に相談できる「ナイトハウス」に相談してみるのがおすすめです。
実際に不動産屋に足を運ばなくても相談できるのは嬉しいポイントですよね。
さらにスタッフも水商売の方が借りやすい物件や用意可能な書類に関する知識も豊富なので、話しをスムーズに進めることができます。
気になる方は相談だけでもお気軽にLINEからご連絡ください。
時期を選んで探す
「どうしてもこの物件に住みたい」といった希望がある方。
そんな方は申し込みや引っ越しの時期を少し調整してみるとよいでしょう。
具体的には1~3月の不動産屋の繫忙期の時期を避けて、一番問い合わせが減る7~8月に申し込みしてみるのがおすすめです。
繫忙期には申し込み件数も多く、大家はもちろん不動産屋もできる限り条件の良い入居者を優先したいと考えます。
その一方で閑散期になると空室リスクを恐れて、入居者の条件を下げて募集することも多くなります。
そのため職種的に、審査が通るか心配だと思う方は閑散期に申し込んでみるのも一つの方法です。
階数や築年数の条件を下げる
それでもなかなか契約可能な物件と条件が合わない場合には、少し条件を下げてみるとよいでしょう。
タワーマンションと言ってもその条件はさまざまです。
タワーマンションの特徴の一つでもある高層階は眺望も良く人気の高い物件が多いです。
一方で低層階になれば人気も下がり契約しやすい物件も少なくありません。
またタワーマンションは設備などがしっかりとしているため、他の物件よりも築年数が古い物件でも安心です。
そのため築年数の条件を少しだけ引き下げてみるのもおすすめです。
どうしても物件が見つからない場合には、このように条件を引き下げ視野を広く探してみるのがおすすめですよ。
水商売でも問題なくタワーマンションは契約できる
この記事では水商売の方がタワーマンションの賃貸する場合について詳しく解説してきました。
結論を改めてお伝えすると水商売の方でも、タワーマンションは問題なく契約できます。
しかしいくつかの特徴に当てはまる物件の方が契約しやすいというのも事実です。
そのためこの記事で紹介してきた探し方を参考に物件を探していただくとよいでしょう。
不安な方は信頼できる不動産屋にまずは相談だけでもしてみると良いかもしれません。
この記事があなたのお部屋探しのお役に立てましたら幸いです。