水商売をしていると、賃貸を借りる時に間取りトラブルが多いって本当?
トラブルに合わないためにはどうしたよいの?
上記のような賃貸の間取りトラブルに不安を持つ方のための記事内容となっています。
この記事では、水商売の方が賃貸を借りる際に間取りトラブルに合わないための2つのポイントを紹介します!
水商売の方に賃貸の間取りトラブルが多い理由
水商売の方に賃貸の間取りトラブルが多いのは、次の2つの理由からです。
- 内見せずに契約する
- 水商売の方を狙った悪徳不動産会社に引っかかる
内見せずに契約する
水商売の方は忙しさから内見をせずに契約をする方が多いため、間取りトラブルが起こりやすくなります。
内見とは、気になる物件を実際に訪れて部屋の内部を見学すること。
内見は部屋の間取りや雰囲気などを目で見て確認できるため、自分の希望に合う物件かを判断するための重要な手段です。
内見は、ひとつの物件に対してマンションなら30分程度、住宅なら1時間程度でおこないます。
気になる物件1件だけでも可能ですが、1日2~3件が平均的。
1日がかりでたくさんの物件を回る場合で4~5件が目安です。
内見は通常不動産会社の営業時間に、不動産会社の担当者と一緒におこないます。
朝疲れて帰ってきて昼間に内見へ出かけるのはちょっと大変。
水商売の方にはそういった方が多く、内見をせずに間取り図や口頭での説明のみで契約してしまうためトラブルが発生しやすいのです。
水商売の方を狙った悪徳不動産会社に引っかかる
水商売の方の場合、水商売の方をターゲットにした悪徳不動産会社が多いことも間取りトラブルが起こりやすい理由です。
水商売の方は審査に落ちてしまい賃貸契約ができないのではと不安を抱える方が多く、悪徳不動産業者のターゲットにされやすいのです。
とくに内見をせずに契約するとなると好都合。
実際とは異なる間取り図を見せて説明をおこない、初期費用や家賃のボッタクリをおこなう悪徳不動産会社もあります。
悪徳不動産会社に引っかかると、間取りトラブルのみならずさまざまなトラブルに巻き込まれてしまうため要注意。
悪徳不動産会社の見分け方や回避法について、次の記事で詳しく解説しているのでぜひ参考にしてください。
水商売の方によくある賃貸の間取りトラブルの事例
水商売の方によくある賃貸の間取りトラブルは、大きく分けて次の2つのケースがあります。
- 内見をしていない場合のトラブル
- 内見をしている場合のトラブル
内見していない場合のトラブル例
内見をせずに、間取り図と不動産会社の担当者による口頭説明のみで契約をした場合は間取りトラブルが起こりやすい傾向です。
内見をしていない場合のトラブル例をひとつずつ見ていきましょう。
部屋の数が間取り図と違う
内見をしていない場合、入居したら部屋の数が間取り図と違っていたというトラブルが発生しています。
例としては、図面では3部屋なのに実際は2部屋だった、部屋と書かれた部分が実際は廊下だったなどです。
管理会社の掲載ミスや、間取り図が不動産会社にうまく伝わっていないことが原因。
このような重大な相違の場合、契約解除が認められることが多いです。
場合によっては、敷金や礼金だけでなく引っ越し代なども請求できます。
もしも退去しないのであれば、間取り図よりも実際がグレードダウンしている場合、賃料の減額請求が可能です。
部屋の形式が間取り図と違う
入居したら部屋の形式が間取り図と違っていたというトラブルも、内見していない場合に起こりがちです。
例としては、間取り図では洗面所とトイレに仕切りがあったのに実際はない、洋室と書かれていたのに和室だったなどです。
部屋の数が違う場合と同じく、管理会社の掲載ミスや間取り図が不動産会社にうまく伝わっていないことが原因。
部屋の形式が間取りと違う場合は、契約解除が成立する場合としない場合があります。
不動産会社の広告には多くの場合「相違がある場合は現況優先とする」という記載があり、少しぐらいの違いは許容範囲内と考えられています。
生活に特に支障がない範囲の相違の場合、契約解除が成立しないこともあります。
部屋が間取り図と反転している
内見していない場合、間取り図と実際の部屋が反転していることもよくあります。
ただし、不動産会社の広告には反転している旨の記載があることが多いです。
反転の記載がある場合は見落としている借主の責任となり、契約解除の対象にはなりません。
反転している記載がない場合でも、反転している部分が少なかったり、生活に支障がなかったりという場合は契約解除が成立しません。
壁の角度が間取り図と違う
内見していない場合は、間取り図と実際の部屋の壁の角度が違うこともよくあります。
壁の角度が図面と少し違うという場合、基本的に生活に支障をきたすことがないため契約解除の対象外です。
ただ角度が違うことで当初説明されていた部屋の明るさと大きく異なるなどの場合、少々の家賃減額が可能なこともあります。
内見した場合のトラブル例
内見した場合は、実際の間取りを確認しているためトラブルは少なめです。
では、内見したにもかかわらず起こってしまう間取りトラブルとはどのようなものなのかを見ていきましょう。
内見したときの部屋の間取りと違う
内見したにもかかわらず、内見したときと部屋の間取りが違うトラブルが起こることがあります。
このようなトラブルが起こるのは、内見したときに前の借主が住んでいる場合です。
例えば借りる予定の部屋に住人がいるため、同じ間取りだからと不動産会社が空いている隣の部屋を内見させる場合があります。
しかし、同じと思っていた間取りが実は違っており、間取りトラブルが発生。
不動産会社がミスを認めれば契約解除ができます。
ただし、わざと違う部屋を見せて高い初期費用などを請求する悪徳不動産会社もいるため注意しましょう。
隣接する部屋との間で騒音トラブルが発生する
内見をしても、入居後に隣接する部屋との間で騒音トラブルが発生することがあります。
隣接する部屋との騒音トラブルは、部屋同士の接し方がポイント。
例えば寝室の壁の向こうが隣戸のキッチンや浴室などの場合は、騒音トラブルが起きやすくなります。
騒音トラブルを防ぐためには、不動産会社に隣や上下階の間取図も教えてもらうとよいでしょう。
大家さんにこれまでに騒音トラブルが起こっていないかを確かめるのもひとつの方法です。
水商売の方が賃貸の間取りトラブルを回避する方法
水商売の方が賃貸の間取りトラブルを回避するためのポイントは、次の2つです。
- 内見してから契約する
- 信頼できる不動産会社を利用する
内見をしてから契約する
水商売の方が賃貸の間取りトラブルを回避するためには、内見してから契約しましょう。
よくある間取りトラブルの事例からもわかるとおり、間取りトラブルの多くは内見していないことが原因。
内見すれば間取り図との違いに気づけますし、イメージに合うかどうかも確かめることができるためトラブルが起きにくくなります。
ただし、気になる部屋と同じ間取りだからといって違う部屋の見学を勧められたら注意が必要。
悪徳不動産会社の餌食にならないためにも、借りたいと思う部屋を内見しましょう。
騒音トラブルなどが起こっていないかも確かめておくのがおすすめですよ。
信頼できる不動産会社を利用する
水商売の方が賃貸の間取りトラブルを回避するために最も重要なのは、信頼できる不動産会社を利用することです。
悪徳不動産会社に引っかからないことはもちろんですが、水商売の方は審査で不利になることが多いのが現実。
不動産会社によっては、水商売やナイトワークをしているというだけでお部屋探しを断られる場合もあります。
水商売の方でも審査が通りやすい良質な物件を紹介してくれる信頼できる不動産会社を利用しましょう。
信頼できる不動産会社っていわれても、どこがよいのかわからないわ…。
そのような方におすすめなのが、水商売専門の不動産会社であるナイトハウス。
水商売専門の不動産会社はたくさんありますが、ナイトハウスは水商売の方に寄り添った対応が評判です。
ナイトハウスでは水商売・夜職の方が安心して借りることができる物件を一人ひとりの希望に合わせて紹介。
オンライン内見もできるため、内見に出かけるのが難しい方にもピッタリです。
オンライン内見ならわざわざ出向かなくてよいから助かる!
また、全ての工程をLINEで完結できるところも魅力。
まずは気軽に相談してみてくださいね。
水商売の方に多い間取りトラブルまとめ
今回は、水商売の方に多い賃貸の間取りトラブルの原因や事例、回避方法をお伝えしました。
いそがしくて内見せずに契約しがちな水商売の方は、間取りトラブルが起こりやすい傾向です。
さらに、水商売の方を狙った悪徳不動産会社も多く、注意が必要。
ぜひ本記事を参考にして、間取りトラブルとは無縁に素敵なお部屋を見つけてくださいね。