悪徳不動産に注意しよう

なぜ水商売の方は悪徳不動産にボッタくられてしまうのか。

悪徳不動産屋のボッタくり手口

水商売勤めの方は悪徳不動産屋からすると格好の餌食です。賃貸業界の悪しき風習を上手く使い巧みにボッタくりを行います。今回はナイトハウスのお客様が他の業者から出された御見積書や、こんなトークをされたなどの実体験に基づいて悪徳不動産がどのように、どんなところでボッタくりをするのかひも解いていきたいと思います。

1.管理会社が公認の礼金乗っけ

普通の方はあまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、不動産業界では当たり前の言葉として「礼金乗っけ」が使われております。

これが何かというと、言葉の通り仲介会社が礼金を上乗せして契約し、上乗せした分を管理会社からバックしてもらうという仕組みです。水商売のお客様に限らずこの手法は平然と使われます。ただ水商売のお客さんの方が上乗せする口実を作りやすいので高確率で乗っけられていると言っていいでしょう。

▽悪徳不動産が使う礼金乗っけトーク例▽

・水商売のお客様ですと礼金2ヵ月支払ってもらえるならオーナーさんから審査OKもらえますよ。

・問い合わせが多くなっており昨日から礼金が1カ月増えてしまったみたいです。

・「この物件だと審査通せないのでこちらの物件の方がスムーズですよ」と言って礼金を乗せてある物件を紹介する。

・この物件同じタイミングで他のお客さんの申し込みが入ってしまったそうで、これから同時審査になるのですが、オーナーさんに選んでいただけるように礼金1カ月追加しましょう。

などなど様々なトークでいかにもな理由を付けて礼金を上乗せしています。分かりやすく言うとキャッチのお兄さんが目当てのお店を聞いて、今そこ満卓みたいなので似たようなところ紹介しますよ!と横取りするような嘘が普通に使われているのが賃貸業界です。

重要事項説明書の「その他費用」に記載のない費用

これは接客時・内見時に引越経験がなさそうな若いお客さんがターゲットにされやすいです。お部屋を借りる場合の初期費用について、仲介手数料以外は管理会社が設定しております。しかし悪徳不動産屋は仲介の立場でありながら勝手に初期費用を乗せてきます。乗せてくる項目としては下記の項目が多いです。

・除菌消臭代(2万円~3万円)

・24時間サポート料(2万円前後)

・契約事務手数料(1万円~3万円)

・書類作成費(1万円~3万円)

このような項目があります。もちろん管理会社が設定している事がほとんどですが、管理会社がこの費用を設定している場合、重要事項説明書の「その他費用」欄にしっかり記載がされております。しかし、仲介会社が勝手に請求している場合は管理会社もその事実を知らないので重要事項説明書に記載がありません。お引越し経験が多い方はその異変に気付くのですが、経験が少ない若い方はそれが当たり前だと思いそのまま契約をしてしまい結果損をしてしまいます。仲介会社からもらった精算書と契約時に読み合わせをする重要事項説明書に明記されている「その他費用」の項目に相違がないか必ずチェックするようにしましょう。

このように賃貸業界は平然とボッタくりを行います。仲介手数料無料!仲介手数料半額!など掲げている不動産屋はどこかで上乗せをしておりますので注意が必要です。せっかくの新生活のスタートをボッタくりから始まらないようにしっかり知識を付けて備えてもらえればと思います。

ナイトハウスではそのような費用のボッタくりを行いませんので安心してお部屋探しを楽しんで下さいね♪

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