賃貸物件で赤ちゃんと暮らすと、近隣さんとのトラブルになっちゃう?
トラブルを未然に防げる対策とかあるのかしら……
この記事は、上記のような悩みを持つ夜職の方のために執筆しました。
水商売の方は一般的な方と生活リズムが違うこともあり、近隣とのトラブルが発生しやすいのも事実。
そのうえ、赤ちゃんと暮らしているとなるとトラブルが発生するリスクが高くなるのは否めません。
この記事では、賃貸物件での赤ちゃんに関するトラブル例や対策法を解説します。
ぜひ参考にしてください。
赤ちゃんがいる水商売の方は必見!賃貸物件で起きるトラブルとは
賃貸物件で起きやすい赤ちゃんに関するトラブルの代表的なものは、以下の2種類です。
- 苦情に繋がりやすい1番の要因は泣き声
- 成長してくると足音などの騒音もトラブルのもとに
苦情に繋がりやすい1番の要因は泣き声
赤ちゃんと一緒に賃貸物件に暮らすうえで、最も苦情に繋がりやすい要因は赤ちゃんの泣き声です。
特に、深夜から早朝の時間帯にかけては周辺が静まりかえっているため、より泣き声が響き渡ってしまいます。
赤ちゃんの泣き声は60db以上だといわれています。
目覚まし時計の音量が約64~75dBほどとなっており、赤ちゃんの泣き声はそれと同等です。
ちなみに、人が「静かだ」と感じるのは45db以下、日常生活に支障がない程度の音量は60db未満とされています。
赤ちゃんにとっては、泣くことが唯一できる親とのコミュニケーション。
夜泣きが治まらないとママやパパも寝れなくなるものですが、実は近隣の方も同じ事態に陥っているのかもしれません。
成長してくると足音などの騒音もトラブルのもとに
赤ちゃんが1歳児ほどまで成長し、歩いたり飛んだり跳ねたりができるようになると、その足音や振動もトラブルのもとになります。
特に、2階から上の部屋に住んでいる場合は、子どもがピョンピョンと跳ねたときの振動が下の階に響き渡ることがあるようです。
その他、子どもがおもちゃを投げたときなども、周囲への騒音の要因となります。
子どもが自由に動いたり遊んだりできるようになることは、親としては喜ばしいことでしょう。
しかし、それが近隣とのトラブルの要因になってしまっては素直に喜べませんよね。
泣き声にしろ、足音にしろ、できる限りの騒音対策をしっかりとしておくことが大切です。
次章で詳しく解説します。
賃貸物件でもできる!赤ちゃんの騒音対策
ホームセンターや100円ショップなどで購入できるグッズを用いれば、賃貸物件でも簡単に赤ちゃんの騒音対策ができます。
泣き声や足音などの騒音が近隣に漏れるのを防ぐため、以下の騒音対策グッズを設置しましょう。
- ジョイントマット
- 防音カーテン
- 防音壁
ジョイントマット
赤ちゃんが転んだときのショックを緩和するのにも役立つジョイントマットは、足音やおもちゃを投げたときの音を緩和する効果もあります。
また、寒い時期は冷たい床に赤ちゃんの体が直接触れるのを防ぐことができ、防寒グッズとしても役立つ優れものです。
100円ショップでも購入でき、すぐに設置できます。
赤ちゃんと一緒に暮らすうえで、必須の便利グッズです。
防音カーテン
音漏れを防ぐ特殊加工が施された防音カーテンは、泣き声対策として用意したい便利グッズです。
防音カーテンは特に高音域を遮断する効果が強く、赤ちゃんの泣き声が部屋の外に漏れるのを緩和してくれます。
防音カーテンの内側にレースのカーテンを設置したり、カーテンボックスを取り付けることで、より高い防音効果が期待できます。
赤ちゃんが夜泣きしても、防音カーテンを設置しておけばあなたも安心できるはずです。
防音壁
防音カーテンと併せてぜひとも設置したいのが、防音壁です。
防音壁はジョイナーと両面テープで簡単に設置でき、物件の壁に穴を空ける必要はありません。
防音壁の中には厚さ50㎜ほどの防音シートが挟まれており、サイズも900㎜四方ほどのものが一般的です。
よって高い防音効果が期待でき、トラブル回避におおいに役立ちます。
赤ちゃんが生まれる前に、近隣に挨拶してトラブル回避を
赤ちゃんに関する近隣とのトラブルを未然に防ぐために、できれば赤ちゃんが生まれる前に事前に挨拶を済ませておきたいところです。
事前に伝えておけば、近隣の方も多少の騒音は我慢してくれるかもしれません。
その際は「防音カーテンなども設置していますが、もしかしたら迷惑をかけてしまうかもしれないので……」といった感じで、既に対策済であることをアピールできると尚いいでしょう。
もちろん、赤ちゃんが生まれたあとであっても、クレームが発生する前であれば遅くはありません。
近隣の方に挨拶を済ませ、気持ちよく生活できる環境を整えましょう。
赤ちゃんがいる水商売の方におすすめの賃貸物件
近隣とのトラブルを回避しながら赤ちゃんと一緒に暮らすには、物件選びの時点から気を付ける必要があります。
以下の3点に注意すれば、トラブルの発生リスクをいくらか抑えられるはずです。
- 遮音性が高い賃貸物件
- 和室がある賃貸物件
- 赤ちゃんがいるファミリーが住んでいる賃貸物件
遮音性が高い賃貸物件
遮音性が高い物件を選べば、その分騒音トラブルが発生するリスクが抑えられるはずです。
- 鉄筋コンクリート造り
- 壁が厚い
- 防音床が設置されている
- 2重サッシになっている
- 隣の部屋との隣接部分がクローゼットになっている
上記の特徴に当てはまる物件は、騒音問題が発生しづらい遮音性が高い物件だといえます。
そうでない物件よりも家賃が高くなるケースが多いものの、気持ちよく生活してくために前向きに検討したいところです。
和室がある賃貸物件
和室はフローリングよりも吸音性が高く、騒音トラブルを未然に防ぐ効果が期待できます。
和室にさらにジョイントマットや防音カーテン・壁を設置すれば、さらに防音効果が増すはずです。
また、畳の上は赤ちゃんがハイハイなどをして過ごす環境としてもピッタリです。
赤ちゃんがいるファミリーが住んでいる賃貸物件
既に赤ちゃんがいるファミリーが住んでいる集合住宅なら、そこに住む人達も赤ちゃんの泣き声や足音に関して理解があるはずです。
もちろん、騒音があると迷惑であることには変わりがないかもしれませんが、相手も「お互い様だしな」と納得してくれるでしょう。
また、子ども同士・保護者同士の近所付き合いができるというメリットもあります。
気になる物件が見つかったら、そこに赤ちゃんや小さな子どもがいるファミリーが住んでいるか不動産屋に確認してみましょう。
賃貸物件の赤ちゃんトラブル:まとめ
賃貸物件の赤ちゃんに関するトラブルの代表的なものは、泣き声・足音などの騒音問題です。
これらの問題を回避するには、ホームセンターや100円ショップで購入できる防音対策グッズの設置が有効となります。
クレームが発生する前にあらかじめ近隣の方に挨拶し、理解を求めることも必要です。
また、赤ちゃんと一緒に平穏に暮らしていくためには、物件選びの時点から気を付けることをおすすめします。
水商売の方が赤ちゃんと一緒に暮らす部屋探しは、ぜひナイトハウスにお気軽にご相談ください。