水商売だとペット可賃貸でもペットトラブルが起こりやすいって本当?
ペットと一緒に暮らしたいのに、どうしたら良いのかしら…。
ペット可賃貸物件にもかかわらず、ペットトラブルが起こることは珍しくありません。
そして残念ながら、水商売や夜職の方はペットトラブルが起こりやすい傾向です。
大切なペットと安心して暮らすためには、起こりやすいトラブルを把握して対策しておくことがベスト。
この記事では、水商売や夜職の方に多いペットトラブルと対策法のほか、ペットトラブルが起こりにくい物件探しの方法も紹介します。
ペットを飼っている方、ペットを飼いたいと思っている方は、ぜひ本記事を参考にしてくださいね!
ペット可物件でも起こる!水商売の方にトラブルが多い理由とは
ペット可物件とは、文字通りペットと一緒に住める物件です。
通常の賃貸マンションやアパートはペットを飼うことが原則禁止されており、ペットを飼う方はペット可賃貸物件を探す必要があります。
ペット可賃貸物件といっても実は、大きく分けて次の2種類があります。
- ペット可賃貸:ペットの飼育が許可されているが建物や設備面は人間向けの賃貸物件
- ペット共生型賃貸:ペットと一緒に生活することを想定して建築されている賃貸物件
ペット共存型賃貸の場合は、爪とぎで傷つきにくい素材を使用したり、防音設備が整っていたり、ペットと飼い主のどちらも快適に過ごせるように工夫されています。
共有スペースにドッグランや足洗い場があるなど、ペットを飼育しやすい環境が整っていることも多いです。
そのため、ペット共存型賃貸ではペットトラブルは起こりにくい傾向。
いっぽう、ペット可賃貸の場合は従来の賃貸物件をそのままペット可に置きかえられた物件がほとんどです。
ペットトラブルが起こるのは、ほとんどがペット可賃貸。
しかも、水商売の方は次の理由からとくにペットトラブルが起こりやすくなっています。
- ペットも昼と夜が逆転しやすい
- ペットの留守番時間が長い
ペットも昼と夜が逆転しやすい
水商売の方にペットトラブルが起こりやすい理由のひとつが、ペットも昼と夜が逆転しやすいことです。
水商売や夜職の方は基本夜に働いて昼間に眠るため、サラリーマンや学生とは生活が逆。
ペットは飼い主に合わせて生活を送ることになるため、基本的に昼と夜が逆転します。
昼と夜が逆転したペットは夜中に騒ぐ可能性が高くなるため、トラブルにつながりやすいです。
ペットの留守番時間が長い
水商売や夜職の方はペットの留守番時間が長くなりがちなことも、トラブルが起こりやすい理由です。
たしかに出勤時間のほかにも同伴が入ることもあるし、留守番時間は長くなるかも…。
飼うペットの種類にもよりますが、とくに犬は飼い主がいないことを不安に思いストレスをためやすい性質があります。
飼い主が長い時間いない不安から吠えたり、壁や床をひっかいたりすることも少なくありません。
また、長い時間ペットだけを部屋に置けば、尿や便の始末もできないため嫌なニオイの原因にもなります。
また、飼い主不在で食べ物や飲み物が十分にない状況になると、ペットはより一層不安になり、ストレスからさまざまな問題行動を起こす可能性があります。
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルと対策法
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルは、次の5つです。
- 足音・鳴き声などの騒音トラブル
- ニオイのトラブル
- 共有スペースのトラブル
- しつけ面でのトラブル
- 契約違反に関すルトラブル
それぞれ詳しい内容と、対策法を見ていきましょう。
足音・鳴き声などの騒音トラブル
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルの1つ目は、足音・鳴き声などの騒音トラブルです。
こちらは5つのトラブルの中でも非常に多いトラブルです。
ペット可賃貸の場合、防音設備が整っていないことがほとんど。
下の階にはペットが歩き回る足音が響きやすく、鳴き声はマンションやアパート中に響く場合もあります。
水商売の方は周辺が静かな夜遅くや朝方に帰宅することが多く、より一層足音や鳴き声が響くため苦情が起こりやすいです。
実際にペット可マンションでの騒音トラブルに関する次のような相談が、Yahoo!知恵袋に寄せられています。
ペット可のマンションに住んでいるのですが、朝6時代から同じマンションに住んでいる人の犬がずっと吠えていて不快です。 まだ朝8時とかなら分かるのですが6時はいつも寝ている時間で… 窓を閉めていれば少し気になるくらいなのですがわざわざ人の家の犬のために窓を閉めて冷房とか使うのも…と思ってしまいできません… 夏場が網戸にしていることもあり本当にうるさいです。 ペット可ではあるけどこういうのは管理会社とかに苦情をしてもいいものなのでしょうか…。(管理人の人は普段不在なので何かあると管理会社に連絡しています) 本当にうるさい時は証拠として録音とかもしてはいますが、苦情することで変なトラブルに巻き込まれたりしないか不安です。
引用元:Yahoo!知恵袋
対策法
ペットの歩き回る足音でペットトラブルを起こさないための対策は、床に防音マットやカーペットを敷くことです。
ラグタイプ、タイルカーペットなどさまざまなタイプが販売されているので、足音を防げそうなものから好みに合わせて選びましょう。
ペットの足の爪が伸びていると足音がより大きくなるため、こまめに爪の手入れをすることも大切です。
ペットの吠え声対策は、ペットトレーニングを通して無駄吠えをしないようにしつけることです。
しつけるっていわれても、どうして良いかわからないわ…。
そんなときは、プロのペットトレーナーに相談してみると良いですよ。
また、ペットはストレスや寂しさが原因で無駄吠えをすることも多いため、なるべく多く散歩をしたり遊んであげたりするのもおすすめです。
入居の際に下の階や隣の人に挨拶に行き、ペットを飼っている旨を伝えておくだけでも苦情が出にくくなる可能性がありますよ。
ニオイのトラブル
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルの2つ目は、ニオイのトラブルです。
こちらも騒音トラブルに続き多いトラブルです。
ニオイの原因の多くは、排泄物や体臭。
ペットの留守番時間が長く忙しい水商売の方は、とくにニオイトラブルが起こりやすいので注意が必要です。
実際に、ペット可マンションでのニオイトラブルに関する次のような相談が弁護士に寄せられています。
分譲マンションにマンションに住んでおりますが、一年以上前からベランダにペットの悪臭排水(ペットのトイレを洗った排水のようです)を垂れ流す隣人に困っています。
構造的には、横方向の排水する側溝的な部分が、うちのベランダを通って下方面の樋へと流れて行くので、不快な廃液が流れてきて悪臭もひどいです。
一度管理組合に相談したところ、掲示板に注意書きを掲示するという措置がとられ、一時期はそれで解消したのですが、最近また再開して悪臭廃液を垂れ流してきて不快な思いをしています。
マンション自体でペットは禁止されていません。
口約束などを守ってもらえる住人とも思えないので、法的な対策を考えています。まずはマンションの管理組合/理事会で、ベランダに悪臭廃液を流す事を禁止してもらう議決を求めます。それだけでは心もとないので、法律的にどのような措置を取るべきか、ご教授いただけますとありがたくぞんじます。
引用元:弁護士ドットコム
対策法
排泄物が原因となるニオイの対策法は、消臭効果の高い専用のトイレや、消臭グッズの利用です。
最近は、ペットショップやホームセンターなどでさまざまなペットの消臭対策グッズが販売されています。
ペットの種類別にも販売されているので、ぜひ利用してみましょう。
また、犬の場合は散歩に連れていき、外でトイレをするクセをつけるのもひとつの手です。
体臭の対策法は、ペット専用のシャンプーで定期的に身体を洗ってあげることです。
仕事帰りでぐったりしているときにシャンプーしてあげるのって大変…。
月に1回程度ペットショップでシャンプーをしてもらい、汚れなどが気になるときに自分で洗ってあげれば大丈夫ですよ。
共有スペースのトラブル
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルの3つ目は、共有スペースのトラブルです。
こちらは、ペット共有スペースのあるペット共存型賃貸で起こるトラブル。
水共有スペースでのペットのおもらしや毛が大量に飛ぶなどはトラブルの原因です。
水商売の方だからとくにトラブルが起こりやすいというわけではありませんが、忙しくてうっかりブラッシングをしていないなどがあると、毛が飛びやすくなります。
対策法
共有スペースは住居者みんなで使う場所なため、マナーを守ることが大切です。
おもらしや大量の毛が飛び散るのを防ぐためには、散歩後やブラッシング後に利用するのがおすすめ。
みんなで一緒に使うという意識を持ち、譲り合いの気持ちを持って利用しましょう。
しつけ面でのトラブル
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルの4つ目は、しつけ面でのトラブルです。
ペットが他の人にとびかかったり、噛みついたりすることで起こるトラブル。
噛みついた相手にケガを負わせてしまった場合、損害賠償が請求されてしまうこともあります。
こちらのトラブルも水商売の方だから起こりやすいわけではありませんが、注意が必要です。
対策法
しつけ面でのトラブル対策は、日ごろからしつけをしっかりとおこなうことはもちろんですが、次のことに気をつけましょう。
- 外出時は必ずリードを付ける
- 人と会う可能性がある場所ではリードを短めに持つ
- 抱きかかえられるぺっとであれば、人と会う可能性がある場所では抱きかかえる
契約違反に関すルトラブル
水商売の方によくある賃貸ペットトラブルの5つ目は、契約違反に関するトラブルです。
ペット可賃貸物件といっても、飼育可能なペットの種類や頭数、飼い方など条件が決められている場合があります。
例えば「ケージで飼うこと」などの指定があるにもかかわらず部屋で放し飼いにしたことで床などに傷が付けば、原状回復費用が請求されるケースもあります。
また、契約違反をしてペットを飼っていることが大家さんにバレれば、強制退去の可能性大。
場合によっては弁護士相談が必要になるほどのトラブルが起こる可能性もあるため注意が必要です。
水商売の方は忙しかったり、大家さんと話す時間が取りにくかったりという理由から条件を理解できておらずトラブルにつながるケースが多くあります。
対策法
契約違反にならないための対策法は、次のとおり。
- 飼育したいペットの種類や数に問題がないかを事前に確認する
- 途中でペットが増える場合は管理会社や大家さんに連絡する
ペット可賃貸物件は、かならず事前の申し出のもとペットを飼育する必要があります。
あらかじめ正直に自分の飼育するペットや飼育の仕方などを伝えて了承を得ていれば、契約違反になる可能性はほとんどありません。
また、これからペットを増やしたいなどの場合は、その旨を相談して了承を得てから増やすようにしましょう。
賃貸でペットトラブルを起こさない!上手な物件探し術
ペットトラブルを起こさずに安心して暮らせる物件を探すのって大変そう…。
賃貸物件の中でペット可物件の数は少ないうえ、自分に合う物件探しは大変そうに感じるかもしれません。
でも、ちょっとした工夫で自分に合ったペット可物件を見つけることができますよ。
上手なペット可賃貸物件探し術は、次の3つです。
- 部屋の条件や設備を事前に確認する
- 周辺環境を確認する
- 水商売専門の不動産屋に相談する
部屋の条件や設備を事前に確認する
上手なペット可賃貸物件探し術の1つ目は、部屋の条件や設備を事前に確認することです。
次のポイントを中心に確認しましょう。
- 内装に使われている床材や壁材などが傷のつきにくい素材か
- トイレやゲージを置くスペースや足の洗い場が確保できるか
- 防音設備が整っているか
- ペットが暮らすにおいてストレスを感じにくい環境か
- 飼育したいペットの種類や数は契約条件に合っているか
ペットトラブルを防ぐためには、ペットにストレスを与えないことも大切。
ペットの種類により好む環境が異なるので、あらかじめどのような環境が望ましいかも確認し、それに合うお部屋を選びましょう。
周辺環境を確認する
上手なペット可賃貸物件探し術の2つ目は、周辺環境の確認です。
犬など散歩が必要な動物を飼う場合は、散歩をさせやすい公園や道の近くがおすすめ。
ペットのストレス解消ができる環境を選べば、ペットトラブルの軽減にもつながります。
また、万が一病気やケガをしてしまった場合に連れていける動物病院があることも大切。
ドッグカフェやペットショップ、ホームセンターが近くにあれば、より快適にすごせるのでおすすめですよ。
水商売専門の不動産屋に相談する
上手なペット可賃貸物件探し術の最もおすすめな方法は、水商売専門の不動産屋に相談することです。
水商売専門の不動産屋であれば水商売や夜職の方の生活スタイルにも理解があり、希望に合う物件を紹介してもらえる可能性が高いです。
水商売専門の不動産屋って結構多いみたい。
どこを選べば良いのかしら…。
また、水商売や夜職の方に寄り添った対応が大変好評。
ナイトハウスは、オンライン内見ができ、全ての工程をLINEで完結できるため忙しい方も安心です。
まずは気軽に相談してみるのがおすすめですよ。
水商売は賃貸のペットトラブルが起こりやすい?まとめ
今回は、水商売の方に多いペット可賃貸物件でのペットトラブルや対策法、上手な物件探し術をお伝えしました。
ペットトラブルを起こさないためにも、紹介した対策法をぜひ実践してみましょう。
また、ペットと住めるといっても、設備や環境、条件などは物件によりさまざま。
大切なペットと安心して暮らすためには、自分に合うペット可賃貸物件を探すことも非常に大切です。
自分ひとりでは難しい物件探しは、ぜひ水商売専門の不動産屋ナイトハウスにおまかせくださいね!