色々な賃貸の条件があるけど、本当に住みたい物件を安心に紹介してもらえるの?水商売専門の不動産って高くならない?
上記のような契約や金額に不安を持つ方のための記事内容となっています。
この記事では、職業を水商売と賃貸会社に伝えてお部屋を契約するときに気をつける4つのポイントをご紹介します!
悪徳不動産業者とは
水商売や夜職の方から、通常より高い費用を請求する悪徳不動産。
審査が通らないかもしれないと不安な水商売の方は、悪徳不動産業者からの餌食となりやすい現実があります。
賃貸業界に横行する不正な手口を利用して、彼らは巧妙にボッタクリを仕掛けています。
今回、具体的な手口を分かりやすく解説します。
管理会社も公認「礼金を上乗せする」
礼金を上乗せすることを「礼金乗っけ」と言います。
礼金を上乗せして契約し、その分を管理会社からバックしてもらうという手法です。
特に水商売の方に対しては、口実を作りやすいため、この手法に遭遇することが多いです。
トーク例
よく使われるトークの例を紹介します。
水商売のお客様だと、礼金2ヵ月で審査が通りますよ
この物件は他の方も申し込んでいるので、礼金を1カ月追加しましょう
このように、様々な理由で礼金を上乗せするトークが行われます。
キャッチセールスのような嘘が、賃貸業界でも使われていますが、水商売の方にもよく利用されるトークです。
礼金は、不動産会社の利益に繋がります。悪徳な不動産会社のトークには気をつけてください。
重要事項説明書に記載のない費用
悪徳不動産業者は、引越し経験が少ない方や若い人をターゲットに、初期費用に不正な費用を乗せることがあります。
こんな費用が知らないうちに追加されていたら要注意!
- 除菌消臭代(2万円~3万円)かかります。
- 24時間サポート料です(2万円前後)
- 契約事務手数料がかかります(1万円~3万円)
- 書類作成費を頂いています(1万円~3万円)
このような費用は、通常管理会社が設定するもので、重要事項説明書に明記されていなければなりません。
しかし、悪徳業者はこのような費用を勝手に請求し、たくみに分からないように誘導し、そのまま契約まで進めるケースが多いです。
そのため、精算書と重要事項説明書を確認して、相違がないかチェックすることが重要です。
ナイトハウスでは事前にすべての情報をお客様にお伝えして、新しいお部屋に住んで頂くことをスタッフ全員が心がけています。
悪徳不動産業者に引っかからない!注意が必要なポイントを紹介!
賃貸業界でのボッタクリは日常茶飯事に行われています。今回、特に注意が必要なポイントを3つ紹介します。
新生活のスタートを悪徳不動産会社のボッタクリから始めないためにも、しっかりとした知識を身に付けてください。
「仲介手数料無料!」の罠
いっけんお得に感じる「仲介手数料無料!」のキャンペーンですが、他の初期費用の上乗せなどで結局高額になるケースが多いです。
無料オファーに目を奪われず、全体のコストを検証しましょう。
重要事項説明書の確認の怠り
契約時に提供される重要事項説明書には、契約内容や費用の詳細が記載されています。
悪徳業者はここに記載されていない費用を追加することがあるため、必ず確認し、疑問点は質問するよう心掛けましょう。
複数業者の比較の怠り
物件を急いで契約する場合、複数の業者から見積もりを取る時間がないと感じることがあります。
しかし、これが悪徳業者の罠にハマる原因となることが多いです。
急ぎの場合でも、少なくとも2~3社からの見積もりを取得し比較することが重要です。
他の不動産会社に相談した内容、相見積もりでも受け付けています。お気軽にナイトハウスにご相談ください。
水商売の方々が悪徳不動産業者のターゲットになる背景
水商売の方が悪徳不動産業者のターゲットにされやすい背後には、いくつかの要因が存在します。
今回は特に原因となりやすい背景を3つにしぼり解説します。
1.賃貸契約の知識不足
水商売の方々は、仕事の特性上、一般的なサラリーマンとは異なる生活スタイルを送ることが多いため、不動産取引における一般的な知識や経験が不足していることが一因となります。
2.タイムリーな対応の要求
水商売の職業柄、急な引越しや住まいの変更が必要になることが多いです。
そのため、悪徳不動産業者にとっては、急を要する状況を利用して無理な契約を迫るチャンスとなります。
3.信用審査への不安
一般的な審査基準とは異なる職業であるため、審査に対する不安感が強く、悪徳業者による「審査を通すためには追加料金が必要」といったトークに引っかかりやすくなります。
筆者も、この業界に入る前に水商売をしていたとき、審査が通るか不安がありながら、とにかくスグに引っ越す必要があったため、礼金を2ヶ月分余分に払ってしまっていた過去があります。
悪徳不動産を回避する4つの方法
悪徳不動産から賃貸契約の時に安心してお部屋の契約できるように、悪質な営業トークや契約内容に対策する方法をご紹介します。
不動産業者の評判を事前にチェックする
友人や知人からの口コミ、オンラインレビューなどを通じて、業者の信頼性を確認しましょう。
過去の取引の評価や評判が良い業者を選ぶことで、安心して契約が進められます。
インターネットで物件情報を比較検討する
物件情報サイトなどを活用して、自分の希望条件に合う物件の相場を事前に確認しておくと良いでしょう。
価格や条件が異常に高い場合、それが悪徳業者のサインである可能性があります。
複数の不動産業者から見積もりを取る
同じ物件でも業者によって費用が異なる場合があるため、複数の業者から見積もりを取得して比較することが重要です。
競合する業者同士で交渉することで、最も良い条件での契約が可能になることもあります。
契約前に重要事項説明書をしっかり確認する
重要事項説明書には契約内容の全てが記載されているため、ここに不明点や疑問点があれば契約前に確認しましょう。
悪徳業者はこの部分を早く流してしまうことが多いので、必要であれば持ち帰り、しっかり読む時間を取るようにしましょう。
上記のような対策を心がけることで、悪徳業者の罠にかからず、自分に合った物件を安心して選ぶことができるようになります。
まとめ
水商売に従事している方々は、悪徳不動産業者からのボッタクリのターゲットになりやすいとされています。
ただ、悪徳業者だけではなく、しっかりとお客様と向き合って営業している会社もあります。
- 業者の評判チェック: 話題の業者か、評判がいい業者か?
- 物件情報の比較: ネットでいろいろな家を見て、自分に合うものを見つける
- 複数業者から見積もり: ひとつの業者だけじゃなく、いくつかの業者から情報をもらう
- 契約前の確認: サインする前に、書類の内容をちゃんと読んで理解する
これらのポイントを押さえれば、怪しい業者に騙されることなく、自分に合った家を見つけることができるはずです。
安心して新生活をスタートさせることができるように、今回学んだ知識と対策を活かしていただければと思います。