賃貸で水回りトラブル発生！対処法＆費用負担者とは？水商売の方が注意すべき事柄も解説

この記事は、上記のお悩みを持つ夜職の方のために書きました。

賃貸物件で水回りのトラブルが発生することは少なくありません。

予期せぬトラブルに慌てないよう、また、不当な費用を請求されてしまわないよう、あらかじめ対処法や費用負担者を知っておくことが大切。

この記事では、賃貸の水回りトラブルの対処法や費用負担者について解説します。

また、水商売の方がとくに注意しておきたい事柄もお伝えするので、ぜひ参考にしてください。

賃貸物件で多い水回りトラブルとは？

それぞれ詳しい内容を見ていきましょう。

キッチンの水回りトラブル

キッチンで起こりやすい水回りトラブルは、次のとおりです。

キッチンの排水溝の詰まりは、賃貸の水回りトラブルの中でも多発しています。

排水溝の詰まりの主な原因は、次のとおり。

とくに油汚れや食材のカスをそのまま流している場合は、排水溝が詰まりやすくなります。

いっぽう、異臭の原因としては次のことが考えられます。

食品や油の蓄積はパイプクリーナーなどですぐに異臭を取り除くことができますが、排水ホースや塩ビ管に問題がある場合は自分では対処できません。

トイレの水回りトラブル

トイレで起こりやすい水回りトラブルは次のとおりです。

便器の詰まりは、とくに子どものいる家庭などで多発しています。

便器の詰まりの主な原因は、次のとおり。

トイレットペーパー以外のものをトイレに流すことは、トイレが詰まる大きな原因。

また、トイレットペーパーであっても大量に流すと詰まることが多いため注意しましょう。

いっぽう、トイレで起こりやすい水回りトラブルには、便座の付け根部分の水漏れもあります。

水漏れトラブルの原因として考えられるのは、次の5つ。

トイレの水漏れトラブルの場合、自分自身の行動が原因ではない場合がほとんど。

また、原因の特定が自分では難しい場合が多いです。

浴室の水回りトラブル

浴室で起こりやすい水回りトラブルは、次のとおりです。

浴室の詰まりトラブルは大量の水が浴室内に溢れ出す原因となり、2階以上に住んでいる場合は下の階にまで影響を及ぼす恐れのある厄介なトラブル。

詰まりトラブルが起こる主な原因は、次のとおりです。

髪の毛や石鹼カスは日々流れているため、こまめに掃除しなければすぐに蓄積されてしまいます。

また、カミソリの刃やおもちゃなどを誤って流してしまうケースも多発。

いっぽう、浴室で起こりやすい水回りトラブルには、水漏れトラブルもあります。

水漏れトラブルが起こる原因は、主に次の3つ。

シャワーや蛇口の水漏れトラブルは、生活スタイルが原因であることは少なく防ぎにくい傾向です。

いっぽう、蛇口の閉め忘れは入居者のうっかりミスなため注意をすれば防げます。

賃貸物件の水回りトラブルの費用負担者

それぞれ詳しく見ていきましょう。

経年劣化の場合

水回りトラブルの原因が経年劣化の場合は、費用負担者は大家さんになります。

水回りトラブルの原因が、キッチンやトイレ、お風呂場の排水管が劣化が原因の場合や、トイレの便器やシャワー、蛇口がもともと壊れていたなどが原因の場合など。

ただし、経年劣化が原因で水回りトラブルが起こった場合であっても、入居者の放置により状況が悪化したり、下の階の入居者にまで被害が及んだ場合は、入居者に修理費の負担を求められる可能性があるため注意が必要です。

入居者の過失や故意での破損の場合

水回りトラブルの原因が入居者の過失や故意での破損の場合は、費用負担は入居者になります。

お風呂で水を出しっぱなしにしたことによる水漏れ、扱い方が悪いことによる蛇口やシャワー、トイレの破損などは、入居者の過失に該当。

また、清掃をきちんとおこなわないことによる排水溝の詰まりも入居者の過失です。

とくにキッチンや浴室は掃除をこまめにおこなわないと排水管がつまりやすいため、忙しくてなかなか排水管の掃除まで手が回らない水商売の方は、注意が必要。

おすすめの掃除方法は、次のとおり。

水圧で汚れが流れて排水管の内部が洗浄できます。

また、油汚れなどがきになるときにおすすめなのは、次の方法。

重曹には、油汚れや洗剤の残りカスの分解する効果があります。

重曹とクエン酸を混ぜると反応して発砲し、こびりついた汚れも浮かせて落とすことができます。

水回りトラブルが起きた場合の正しい対処法

大家さんや管理会社に連絡する

賃貸物件で水回りトラブルが起きたときは、基本的には大家さんや管理会社に連絡しましょう。

連絡が遅れたことにより被害が拡大した場合、費用負担を迫られる恐れがあるためすぐに連絡をするのがおすすめ。

連絡先は、鍵渡しの際に渡される書類や、重要事項説明書の「管理の委託先」に記載されています。

トラブルが起こった場合にスムーズに連絡できるよう、スマホに登録しておきましょう。

深夜などの緊急事態の場合

早朝や深夜など管理会社が営業時間外の場合や大家さんと連絡がつかない場合は、入居時に渡された書類の中に24時間対応のコールセンターなどが記載されていないか確認しましょう。

連絡先が見当たらず緊急を要する場合は、自分で水道工事会社に連絡しなければならないケースもあります。

その場合は、故障の原因や費用の内訳が証明できるように書面を受け取って保管しておき、後で管理会社や大家さんに説明できるようにしておきましょう。

自力で対処できる場合は処置をする

賃貸の水回りトラブルでも緊急性が低いトラブルの場合は、自力で対処するのも一つの方法です。

たとえばトイレにトイレットペーパーを流し過ぎて詰まってしまったのなら、ラバーカップを使用して詰まりを取り除いてみましょう。

キッチンの排水溝から嫌なニオイがしたら、一度掃除をしてみるのもおすすめです。

ただし、トイレはトイレットペーパー以外の異物を流して詰まった場合、自力で無理に取り除こうとすると排水管を傷つける恐れがあるため危険です。

簡単にできる処置を試みても改善しないときは、自力で何とかしようとするのではなく管理会社や大家さんに連絡するのがおすすめです。

水商売の方は悪質な「水回り詐欺」に要注意！

なぜなら、チラシや訪問販売の水道工事業者の中には、悪質な水回り詐欺が紛れ込んでいる可能性があるから。

水回り詐欺による、架空の修理工事を内訳に追加して数十万円を請求されるなどの被害が後を絶ちません。

とくに水道業者に詳しくない一人暮らしの水商売の方は、水回り詐欺の餌食になりやすい傾向。

水回り詐欺にあわないためにも、まずは管理会社や大家さんに連絡しましょう。

また、深夜などの緊急事態に連絡できる水道工事業者などをあらかじめ大家さんや管理会社に聞いておくと安心です。

賃貸で水回りトラブル発生！まとめ

今回は、賃貸の水回りトラブルの対処法や費用負担者について解説しました。

賃貸の水回りトラブルは突然発生することも多く、発生する場所によっては緊急を要します。

とはいえ、緊急を要するときこそ焦って自分で何とかしようとするのはNG。

本記事で解説した対処法を参考に、落ち着いて対処してくださいね。

また、水回りトラブルをなるべく避けるためには、トラブルが発生しにくい物件を選ぶことも大切。

水商売の方が安心して住める物件なら、水商売専門の不動産会社であるナイトハウスにおまかせください。

ナイトハウスで安心して住める物件を見つけ、本記事の内容も参考に快適な賃貸ライフを過ごしてくださいね。